所詮金なんて価値があると見せかけて、実は相当インチキな代物
10月2日、水曜日。松本哉『世界マヌケ反乱の手引書(増補版) 』はゲラゲラ笑わせて、ズバズバと物事の本質に触れていくからゾクゾクさせられる。上記の一節は第1章「予想外のことが始まる!」の末尾にサラリと書かれていてびっくりした。こんなこと書いちゃって大丈夫! とか思っちゃうのは自分がビビり性だからか。本当のこと過ぎる。なにもすごくない! って言いながら、どーんと大胆にアクションする松本哉はすごい人。でも、すごいすごいと言って済ましてちゃいけない。読み手も動き出さなくては、この本が書かれた意味がない。
今の時代、小さい謎のスペースを無数に作っていく方がいいと思う。潰れても潰れてもどんどん新しいバカセンターができて、全国津々浦々、いったいどこにどんな場所があるかわからなくなるぐらい増えたら最高に面白いし、実はそれが一番強い。
ここにはつよく共感する。小規模でも自立したイベントが増えたらいい! ってのに似た見解で、より小さく、早く思考できれば、面白いことができると思う。大きな出来事の意味を理解した上で、小さなアクションの重要性を認識できれば、何かが変わる気にもなる。とにかく実践あるのみのだ。
11月3日(日)に開催する「天久保文化祭」は短くとも5年先のイメージを持って、企画している。(昨年がゼロ回目として)初回となる今年は、まず音楽を中心に。来年以降、少しずつ幅を広げて、より日常に近い催しにしていくつもり。絵や写真の展示、映画の上映があってもいいし、トークイベントを交ぜてもいい。巨大化させるのではなく、小さな出来事を集めていく。
今週は通常営業! 店には日々動きがあるので、お暇ならばご来店を!
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