ハリウッドかインディペンデントかという問題じゃなくて、お金のためにアーティスト然としてるような人間が嫌いなんだ。/権威には本当、むしずが走る。だから自分が権威になるのもイヤなんだ。(ジム・ジャームッシュ)
上記のテキストは、古本で仕入れた『CUT』1994年1月号所収のジム・ジャームッシュへの2万字インタビューで見つけたもの(聞き手は佐藤健、宮本敬文による写真もカッコいい)。「ラスト・ボヘミアン・シティ」と題されたニューヨーク特集で、マット・ディロン、ロバート・デ・ニーロ、マーティン・スコセッシ、ウディ・アレンも登場。中島英樹によるアート・ディレクション&デザインも冴えている。……なのだけど、この雑誌はデカすぎて、とにかくページがめくりづらい! テキストすべてを拾うにはかなりの労力を要する。立ち読みはあきらめて、購入した上でがっつり読み込んでほしい。
お金のために、インディペンデント然としたアーティスト気取りの人間も珍しくない現代の状況を、ジム・ジャームッシュはどう感じているのだろう。
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