8月5日。ホテルを10時過ぎに出発、観光客でにぎわう近江町市場を一瞥し、そのまま歩く。目指すは、昨夜〈819〉で教えてもらった〈レコード・ジャングル〉。いざ着くと、まずは外観に驚かされる(京都のホホホ座っぽい雰囲気)。チラシがびっしり貼られた階段を上がり、度肝を抜かれた。これはマジでジャングルだ。想像以上の量がある。
入ってすぐのレゲエコーナー。「UKレゲエ」「スカ」「スカタライツ」「ロックステディ」「ルーツレゲエ」「ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ」……と、あるわあるわ! レゲエのレコード。まずはそこで動けなり、15分以上。他にも「パンク」「ニューオリンズ」「MOD」「ビリー・チャイルディッシュ関連」なんて区分けもあって目が回る(実際にはこの100倍以上の分類あり)。
ディスク・ユニオン圏外の都市にある老舗レコード屋の物量、実力、音楽愛たるや……とんでもない(昨年末にたずねた高松の〈ルーツ・レコード〉でも似た感覚をおぼえた)。お店の雰囲気も自然で居やすかった。ああいう店は街の宝だ。そう言って、大袈裟でない。
昼過ぎに帰ってきて、ホテルの部屋で冷やし蕎麦とおにぎりで昼食を済ませる。金沢まで来てそれで良いのかと問われたら、まったく問題ないと即答する。
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