2010/10/31

「場」の話。



―仲間がいて、コンテンツがあったから、出来事が生まれて、
  それを伝えるための場が必要だったんですね。

そうそう。だから、ある規模のコミュニティが揃ったときに、プログラムとスペースが必要になる。
プログラムとスペースの関係性は、「ドラえもん」の空地と同じやねん。
土管をデザインするっていうのが、「こと」をおこす仕掛け。ただ単に空地だけでもダメで、
プログラムが生まれるような仕掛けやそこに集う人が必要なわけ。
だって土管がなかったらジャイアンもリサイタルできないしね。

・・・

いつも景気が悪くなったら、「ひと・こと・もの」っていう原点回帰しようとするんやけど、
でもそれには順番がある。まずは、「ひと」ありきで、「ひと」が出会って、「こと」が生まれる。
さらに、「こと」のために「もの」が生まれる。そうあるべきやと思うねん。
21世紀はコミュニティの時代だっていうのも、
「ひと」からはじまって「こと」が重要になっているという表れなんやと思う。
 
服部滋樹(『SUPER: -“graf服部滋樹といつもの店でいつもの話”より

2010/10/29

"Night of CINEMA 映画の夜" -終了しました!

10月29日 金曜日
20時頃 開始予定 入場無料(酒、つまみ持ち込み大歓迎)
千年一日珈琲焙煎所にて

『Year of the Horse』 (上映予定)
60年代後半から活躍し続けているロックの大御所・ニール・ヤングと、
彼と熱い絆で結ばれたバンド、クレイジー・ホースの肖像を、96年のライヴと舞台裏 の映像を中心に、
76年・86年のフィルムを絡ませて、感動的に綴っていくドキュメンタリー。
監督・撮影は「ダウン・バイ・ロー」のジム・ジャームッシュ で、ヤングとは前作「デッドマン」でも組んでいる。

2010/10/28

改めて、ダイアログ。


ちょっと、喋り疲れました。

大事なのは距離感なんだな。
道具は上手く使わないといかん。使われちゃ、いかん。
本を読んでも人と話しても、酒を呑んでも・・・誰かに呟く必要はないのだな。
いまさらながら気づきました。

秘めておこう、黙っておこう。
大丈夫。つながりはしっかりとある。

向き合う人は目の前にいる。
考えるべきことも、すぐそばにある。

それでも、飛ばすべき思いはどんどん広げよう。
遠くの声にも耳傾けよう。知らない人とも交流しよう。
気になる人には会いに行こう。

人と話す。声を聞く、交わす。
ここからはじめよう。

□関連(こんなこと言ってた)
"ダイアログ"

2010/10/27

for the Hell of it.


松本哉による『貧乏人の大逆襲! -タダで生きる方法』
この本はとにかくサイコーなのだ。愉快、痛快。なにかを始めたくなる。
要するに“やっちまえ!”で“なんでもいいから革命”なわけだ。

こんな感じ。

この世の中で好き勝手に生きるための実践本。
でかい顔してのさばる奴等に一撃を喰らわす鉄槌、その方法。
考え込んで、悩んで潰されるな。人生は笑ったもん勝ち。
とにかく動け。行動原理主義者のすすめ。
コミュニティは大事。

ああ、とにかく面白かった。
読み終わったら誰かに貸そう(ぼく借りました)。動いてみよう。

理由なんて、なんだっていいのだ。そんな気になった。

好き勝手なことをやっている連中というのは、
当然、好き勝手に生きることへの理解は示してくれるはずだ。
だが、逆に好き勝手にやっているということは、自分の力で何とかやりくりしている
ということでもあるので、「なんか面白いことやってくださいよー」っていう消費者スタイルで
近寄ったら、つまみ出される可能性もある。
虫の居所が悪かったらぶん殴られるかもしれない。
―第4章 「勝手に生きてる奴ら」より


□参考:
“アビーに捧げる革命組曲”/北沢夏音 (『spectator』 2004spring isuueより)

2010/10/22

No Mas presents...




この動画が最高なのです。
そして「No Mas」というのが気になります。センス有ります。
http://www.nomas-nyc.com/

□Source:
“GUMBO” -file.072 Dock ELLIS
http://blog.goo.ne.jp/teshi11/e/dce7df7a9384e5c902167faf6c517020

2010/10/14

atelier kitch


ナイスなお店のご紹介。
大阪の海賊船、ROJO REGALOのスミさんこと
ザ★スミトモアキさんが営むよろず雑貨店、atelier kitch(アトリエ・キッチ)。
とにかく、面白そうなお店です。

バンドのメンバーPICOさん、忍さんの作るアクセサリーと皮商品も扱ってます。
その他、古道具とかオオヤコーヒーの豆(KAFE工船!)とかいろいろ・・・あります。

オンラインショップも始まってますので、みなさま覗いてみてください!

atelier kitch
〒567-0825
大阪府茨木市園田町8-19
冨坂ビル1F

TEL:FAX 072-637-8003
MAIL:info@at-kitch.com

OPEN 12:00~CLOSE 19:00
 

ホイットマンのワルツ -Waltz Whitman

1.ホイットマンは言った

歌いつづけること。走りつづけること。
心のおもむくままに、歩をすすめること。
陽気に自覚して、歩み、歩みつづけること。
つねに、宇宙の、壮大な空気を呼吸すること。
心臓から汚れない血液を勢いよく送りだすこと。ばら色のからだを、大切にすること。
じぶん自身をじぶん自身の、全面的で、絶対的な、主人とすること。
けれども、他人の言葉に耳傾けて、じっくり考えること。

立ちどまり、探しまわり、受けとり、考えぬいて、
穏やかに、しかし決然として、語ること。手で何かを掴むこと。
何一つ拒まず、一切を受け入れること。
そののち、じぶん独自のかたちに、一切を作り直すこと。

『アメリカの61の風景』(長田弘 著)より

2010/10/06

ENDLESS,ENDLESS...


REBIRTH ENDLESS SESSION、怒涛の3日間が無事に終了しました。
小池龍平さん、ROJO REGALOのみなさん、NAOITOさん。MOtSSAN。本当に有難うございました。
それぞれの夜に、それぞれの面白さがありました。

今回の突発企画が実現できたのは、いろんな人たちの助けがあってこそです。
お礼をみなさんに。

***

機材の面倒を見てくれた大宮くん、ありがとう。
酒ばっかり呑ませてごめんなさい。身体は大事にしていこう。
快く機材を貸してくれた千年一日大坪さん、Shingosterのシンゴさん、本当に助かりました。
そしてそして、いつも助けてくれるPAコイズミさんにもありがとう。

美容室Drapeのみんな。
告知の協力、ライブの撮影と盛り上げが嬉しかったです。

DJ noodymann、yossy206さん、アヤちゃんユキさん。
いろいろ相談に乗ってもらいました。酒ばっかり呑んでましたね。
これからも遊んでいきましょう。

REBIRTHの塚田君、くりちゃん。
お疲れ様でした。本当にありがとう。まだまだ出来ることがあるよね。
なんとかどうにか、企んでいこう。新しいこと、これまでのことも生かしていこう。
ぜひまた呑みましょう。

そして遊びに来てくれた多くの方々、みなさんにありがとう。
どうぞどうぞ、これからもよろしくお願いします。

***

とあるきっかけで始まった「ENDLESS SESSION」。
この企画はかっちり作りこまず、その場の流れと話し合いで動いていました。
それでも間違いなく一夜ごとに良くなっていったと思います。
 
これまでの企画で培ったわずかばかりの経験と慣れ、REBIRTHの協力体勢。
街に根付いたコミュニティ、友人や先輩、後輩の手助け。
出演してくれたみなさん、お客さんとの信頼関係。

最小限の告知、投げ銭スタイルを試せたのはこんな要因があってこそかな、と思ってます。
ここに来てようやっとMOJO SESSIONを続けてきた意味、手ごたえを感じました。

・・・で、ちょっとだけ感慨深い気持ちになりました。
最初の頃を思い出すと、笑えるし泣けます。思い出と小話で3日は呑めます。
関わってくれたいろんな人たち、最近は会えてないみんなとも話したい気分です。
良い景色が観れました。素晴らしい夜が生まれました。


みなさん本当にありがとう。

***

MOJO SESSIONも一区切り。
これまでとは違うこと、できなかったことを試していく絶好のチャンスです。
どうにかこうにか、いろんなことを始めます。

今後ともPEOPLEの動きに注目して頂けると、嬉しいです。
またどこかで、会いましょう。