2017/11/09

つげ義春の手ぬぐい、4種。


漫画家・つげ義春の手ぬぐいが入荷しました。
届いたのは4種、右から「ねじ式 其の壱」、「ねじ式 其の弐」、「紅い花」、「李さん一家」。本商品を手がけたのは、新居格『世田谷区長日記』を復刊した制作工房「虹霓社(こうげいしゃ)」。その解説によれば、手捺染(てなっせん)という技法で一枚一枚刷り上げたとのこと。果たして見事な仕上がりですので、店頭で手にとって広げてみてください。きっと気に入ってもらえると思います。

販売価格は1680円(税込)。デザインはつげ義春氏本人、これまでになかった「新作」とも言える作品です。

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©虹霓社

<つげ義春氏本人によるデザイン!>
2012年に発売後限定数が即完売となった『つげ義春T式シャツ』に続く、「つげ義春×虹霓社」グッズ第二弾。「ねじ式 其ノ壱」「ねじ式 其ノ弐」「紅い花」「李さん一家」が好評発売中です。税込1,680円。

<ほぼ描き下ろしデザイン!>
1987年発表の『別離』を最後に新作を発表していないつげ義春氏。以降、エッセイ等の執筆はあるものの、「絵」の新作は描いていないなかで、虹霓社の手拭のために(ほぼ)書き下ろし原画を執筆。人物(『紅い花』マサジ)や背景(『李さん一家』『ねじ式 其ノ壱』等)でつげ氏自らペンを入れていただくという「快挙」となり、漫画作品にはないオリジナルの手拭が誕生しました。
『別離』以来の「新作」ともいえる今回の手拭、ぜひお手元で実感してください。

<原画を細部まで表現した手捺染>
採用した手拭の技法は手捺染(てなっせん)と言い、色糊をへらで生地に刷り込んでいく製法。 伝統的な技法である注染では難しい細かい柄も表現することができます。 通常、この製法は裏面が白くなるなどしますが、当社がお願いした工房では1枚づつ丁寧に刷り込んでいく事で、それらの問題もクリアしています。ぜひそのこだわりの製法をお確かめください。
http://kougeisha.net/?p=893

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