2014/12/27

MY LOADS ARE LIGHT!

※販売価格は1944円(税込)!

つめたい真冬に暖かくやわらかな靴下が入荷しています。
つくり手は「MY LOADS ARE LIGHT」。履き心地、デザイン、ブランドの気構え・・・ボクはそのどれもがグッときました。
だから、この仕入れには格別の喜びがあります。紹介してくれた『ハロー風景』の寸さんに感謝を込めて。
「肩の力を抜きリラックスし物事をシンプルにとらえ、それらを形に」。

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MY LOADS ARE LIGHT
(マイローズ アー ライト)

`GREAT LIFE START`

意味=軽い荷、軽量、軽い負荷、身軽などを表します。

肩の力を抜きリラックスし物事をシンプルにとらえ、それらを形に。
`素晴らしい生活の始まり`をつくるHOME brand。

元fragile HOUSEのCheiCheiBoowya氏がスタートさせたブランド「MY LOADS ARE LIGHT(マイローズ アー ライト)」。
デザイナー自身の日々の暮らしにおいて力む事なく自然体で生活を送るライフスタイルが色濃く反映されたブランドです。


http://cheicheiboowya.tumblr.com/

2014/12/26

『tinga tinga song』

アートワーク:西脇一弘

sakanaのヴォーカリスト、ギタリストであるpocopenさんのソロ・アルバムが入荷しました。
何度聴いても捉えがたいこの独特さ。この季節に届いてくれてよかった、となぜだかボクは思っています。
是非、自室や車など一人きりで聴ける環境で味わってみてください。きっと聴くたびにみつかるものがあるはずです。

以下、すべて販売元のwindbellのブログからの転載です。
部分的に試聴もできます。sakanaの西脇さん、windbellの富田さんのえらぶ言葉も素晴らしいので、ご一読ください。

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キーボードに今年、新作「遠近に」をリリースしたばかりのエマーソン北村、
アコーディオンにmama!milkの生駒祐子、コントラバスに清水恒輔
パーカッションに菅沼雄太を迎えた
1994年リリースのファーストソロ・アルバム
BONJOUR MONSIEUR SAMEDI」以来
20年ぶり二枚目のソロ・アルバム!

アフリカのポップアート、ティンガティンガ
を思い起こさせる素朴で自由な作風。

20年以上の月日を費やし、彼女が披露してきた歌に勇気づけられ
自ら音楽を始めたミュージシャンは数知れず。

彼女が歌う場そしてsakanaの表現に携わった錚々たる顔ぶれ。
その軌跡を辿れば気づくこと。

彼女のことを心の片隅に置き、
自らの創作に向き合う作り手は日本各地にいることでしょう。

これだけのキャリアを持ちながら
今も初々しさを失わないアーティスト
彼女のほかにいるのかな?

pocopen
" tingatinga song "

収録曲
1. pruningshare
2. sunrise
3. one olive leaf
4. Mr.Seeder
5. ゆきやなぎのうた
6. Hello
7. light resides
8. a true companion
9. 風のふく丘
10. become wise
11. ゆめのそとへ

作詞 作曲 pocopen
収録時間 52分42秒

2014/12/30(火)発売
カタログ番号 WINDBELL four 126
定価:(本体価格 ¥2,400)+消費税
リリースフォーマット:CD
配信のかたちでの発売の予定はありません。

2014/12/25

Today's YouTube #117




-君が師匠というか兄貴のように思っているすばらしいミュージシャンについて聞かせてよ。
ザ・ファイブ・ロイヤルズのロウマン・ボウリング、ジェームス・ブラウン、デューク・エリントン、モータウンのバンド、作詞/作曲家。このへんでやめとくか。だってさ、なんかショッピングリストみたいじゃないか。きっと重要な誰かのことを忘れてるな。
-エドガー‘ジョーンズ’ジョーンズ 

※聞き手/翻訳:富田和樹

2014/12/24

Today's YouTube #116



“65年の夏のはじめに高校を卒業すると、まずぼくはケニィ・アルトマンとふたりでジョン・セバスチャンのアパートに住みました。ちょうどラヴィン・スプーンフルで『魔法を信じるかい』をヒットさせ、LAにツアーしてしまったのです。はじめて両親と離れて暮らしたのです。”
-ピーター・ゴールウェイ

“1968年だ、ニューヨーク、グリニッジ・ビレッジ。みんな若かった。みんな音楽をやってた。それだ。君もそこにいたらわかる。いなかったら、そう、とてもすてきな何かを見逃したんだ。”
-ケニー・アルトマン 

“彼らの音楽は、何かが始まるときのような嬉しさに溢れていた。季節が変わることを告げる暖かい風や、素敵な女の子と出逢うこと。音楽が聴こえたときのときめき。新しい時代の前兆。そのような快い予感をともなう瞬間が、フィフス・アヴェニュー・バンドのアルバムには満ちていた。彼らはまるで先週末にデビューしたバンドのように聴こえるのだ。”
-小西康陽


2014/12/23

12月23日の入荷






目にたのしいヴィジュアル・ブックがいろいろ入荷しています。
上の写真以外にも色々ありますので、ぜひとも店頭でご覧頂きたいです。お気軽に、お気楽に。
今週は27日まで通常営業、28日(日)は16時半まで。29、30、31日は11時から18時まで開ける予定です。
年明けは4、5日を上述の時間で6日(火)から通常営業します。

年末年始もPEOPLE BOOKSTOREをどうぞよろしく!

2014/12/22

2014年のクリスマス!



今年も来たぞクリスマス!
というわけで、24、25日につかってほしいギフトバッグを用意しました。テーマは「ジョンとヨーコのクリスマス」。
古山菜摘さんと小林敦子さんがつくってくれました。200円から600円で販売しています。

2014/12/17

前田ビバリーの行商ビバリコ!


前田ビバリーがやってくる! 
行商ビバリコにご期待ください! 張り子がたくさんあるみたいです!

2014/12/16

『IN/SECTS』が再入荷しました!


『IN/SECTS』は、谷町六丁目発のローカルカルチャーマガジンと銘打って、季刊で発行しています。ここで使っている「ローカル」には、2つの意味があって。ひとつは、いわゆる「地域」。つまり大阪ですね。もうひとつは、「心の距離感」と言っていますが、お互いの関心がシンクロすることで縮まる距離感。例えば、どこに住んでいたとしても、聴いていた音楽や読んでいた雑誌が同じだと、すぐに打ち解けることができるとか、そういう感覚です。
-松村貴樹 『IN/SECTS』編集長(『SUPER:』006より)

大阪発のローカル・カルチャー誌『IN/SECTS』の最新号が入荷しました!
ボクはこの雑誌を創刊準備号から愛読してきたファンなので、こうやって販売出来ることをとても嬉しく思います(廃刊の噂が間違いで良かった!)。
ローカルであるからこその人選の幅広さ、不定形の面白みが詰まったこの編集術は見事の一言。是非、読んでみて頂きたいです。

税込み1188円で販売中! どうぞよろしく!

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特集 “ 日記 ” わたしたちの日常生活と冒険


みんなじっさいどんな日々を過ごし、どんな考えを巡らせている?
それらはSNS上ではなく、日記という紙の上で綴られるものでは。
今号は“日記”に焦点をあてた特集号です。編集部と繋がりのある
さまざまなひとたちの暮らしに着目し、日々の小さな記録から
同時代の共感を浮き彫りにできれば、と考えています。


【日記の書き手】
シャムキャッツ/しまおまほ/金氏徹平/トウヤマタケオ
桂 二葉/contact Gonzo塚原悠也/futatsukukuri/白波多カミン
毛利悠子/益山貴司(劇団 子供鉅人)/服部滋樹(graf)他
音楽家、料理人、ゲストハウスオーナー、美術家、劇団員、書店員、落語家、ファッションデザイナー他

【特集企画】
「夫婦と日記」
「4コマ漫画日記」
「ポエム日記」
「会社員日記」
「アーティストNAZEの絵日記」 
「60年間、日記を書き続ける美術家 榎忠 インタビュー」
「アートなおんなの交換日記」 
 関西在住の約80名の日記リレー「関西一日記」など

【コラム】
安田謙一、水内義人、姜尚美、扉野良人、森野義貴、江村幸紀、山本佳奈子、アサダワタル、竹内厚、吉本秀純、neco眠る他

●表4インタビュー
蓮沼執太(音楽家)「ニューヨークの蓮沼執太」


http://www.insec2.com/news/1824.html

2014/12/13

“ラディカル・エレガンス”という感覚 -終了しました!

写真:細田百合子

当店で9月に開催した「『Get back,SUB!』展 朝日のようにさわやかに」。
そこで北沢夏音さんと過ごした時間はボクの大事な宝物だ。北沢さんはとにかくいろんなお話を聴かせてくれた。惜しむことなく。たっぷりと。
夢を見ること、ふっと現れるヴィジョンを具現すること、その行為の重要性(それはトキメキ!)を教えてくれたんだと思ってる。
もちろん困難は多い。だけれど、諦めずに歩み続けること。そのための勇気をもらったんだ。

そしてこの度、ボクの大好きな二人の先輩、windbell富田さんと北沢さんが対話をするとのこと。
これはどうしたって立ち会わなきゃいけない。今からものすごく楽しみにしている。
なくしものを探しに!

***

あまりにも多くを内包するこの本の魅力を著者本人の声を通じて
お伝えできればとの思いからこのような場を用意しました。
話題は尽きないと思いますから、終電までの時間予定を入れずに
是非、鎌倉へ!

-富田和樹 (windbell代表)


ラディカル・エレガンスという感覚
 巡礼、継承、円環――北沢夏音著『Get back,SUB! あるリトル・マガジンの魂』をめぐって

お話:北沢夏音
聞き手:WINDBELL 富田 お集りいただくお客様(オープンマイクスタイルで)

2014/12/13(土)18時より
会場:鎌倉 カフェエチカ
鎌倉駅東口下車、徒歩8分 
小町通りを八幡宮に向かって直進左側、[渋柿庵の二階
料金:¥1,500(ドリンク付)

ご予約 
小さなお店での開催となります。 
遠方からお越しいただく方は事前にご予約されることをおすすめします。 
お名前、ご連絡先、人数をご記入の上、メール、又はお電話にてお申し込みください。 
contactwindbellgmail.comWINDBELL  ●を@に変えてください。 
tel. 0467-23-7292(カフェエチカ)


2014/12/12

『Spectator』最新号!


これまで珍しい出来事や文化を求めて旅をしてきたけれど、自分の身体というミクロな世界を巡る旅も面白そうだ。そんな思いが、今回のボディトリップ特集へとつながりました。
-青野利光(『Spectator編集長』)

『Spectator』最新号が入荷しました。
今年3号目のリリースでいよいよあらたな領域に突入しましたね。いろんな人に読んでほしい。
オルタナティブ・ライフ・カタログとでも呼べそうなここ数号の『Spectator』、ボクは多いに楽しんでいます。
(しかしまさか、『Spectator』と『つるとはな』を合わせてオススメすることができるとは・・・と驚いてもいます。)

以下、公式情報を転載します!

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★32号のコンテンツ★

「ボディトリップ」とは、カラダの中身や動かしかたを意識しなおすことで、これまで身についた習慣や癖を矯正して本来の健康な状態を取り戻す内面への旅のこと。6人のライターが、さまざまなボディトリップを体験取材、からだと心を巡る変化をリアルに綴ったルポを中心に、古今東西のボディワークにまつわる話題満載したヘルスコンシャスでトリッピーな特集です。

Spectator 32号  特集「ボディトリップ」
第1章_再検証:ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント
●心身やすらか革命 ボディワークと〈ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント〉
構成/スペクテイター編集部 
●「ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント」とは何だったか?
文/片桐ユズル
第2章_三万円ボディワーク・体験ルポ
●断食 断食で、こころとからだを大掃除
取材・文/間宮 賢
●禅 ランニング 走りつづけることは無に近づくこと
取材・文/三田正明
●アレクサンダーテクニーク からだを意識して、正しい姿勢をとりもどす
取材・文・イラスト/森脇ひとみ
●湯治(秋田・玉川温泉) 地球のエネルギーに、からだをゆだねてみる
取材・文/高岡謙太郎
●太極拳 中国三百年の健康法にチャレンジ
取材・文/神田桂一
●チネイザン タオイストが生んだ、内蔵マッサージ
取材・文/ハーポ・B
第3章_野口三千三の世界
●マンガ こうしてできた、野口体操  
画と文/菅野修
●野口体操の魅力とは何か? 
野口体操の会主宰・羽鳥 操インタビュー
●ぼくの野口体操入門記 ボディ・トリップ「こころ」から「からだ」への旅
文/阿奈井文彦
●骨・気・食 ナマケモノでも出来る 3つの健康法
文/細川廣次
●僕の病気力平和利用 
秋山道男インタビュー
●木滑良久、エイジングを語る(後編)


https://ja-jp.facebook.com/spectator.jp

2014/12/11

ひつじの張り子


長崎出身、東京在住、画賊のメンバーでもある
若き張り子作家 前田ビバリーによる来年の干支〈ひつじ〉の張り子が入荷しました!

前田さんらしい自由な形と愛らしい表情の〈ひつじ〉。
古くから縁起物として親しまれる干支の置物。家や店先に飾ったり、贈り物にもどうぞ。

12月20日(土)には前田さんをお呼びして「行商ビバリコ!」
天久保2丁目のベッカライ・ブロートツァイトとPEOPLEを行商スタイルでハシゴしてもらいます。
縁起物を中心に、干支以外にもたくさんの張り子が並ぶはず。
どうぞお楽しみに!

スタッフ中村が張り切って仕入れてくれました。前田ビバリーさんのひつじの張り子。
どれも良い顔、良いサイズ。是非実物を手に取ってみてください。1080円で販売しています。
さあさあ年末。いよいよ今年も最終コーナー。忘年会に負けるな、自分。

2014/12/10

ザ ワールド アバブ





3年の沈黙のあと、僕が言いたいことはひとつだけ。
良い物語、素晴らしい語りを持った物語ほど、力強く感動的なものはないのだ、と。
-パトリック・ツァイ

本作品は、写真家パトリック・ツァイが書き下ろした「ある青年が冒険をする一年間のストーリー」を12枚に綴った写真集です。サン=テグジュペリの『星の王子さま』や、シェル シルヴァスタインの『大きな木』のように、子供のみならず大人も楽しめる物語絵本として、長く愛される作品になることを願っています。
-うかぶLLC

パトリック・ツァイの新作写真集『The World Above』が入荷しています。
写真集仕様とカレンダー仕様の2種類で、販売価格は3456円(税込み)。是非、実物をめくってみてほしいです。
このサイズ(600mm4×50mm)でなければ、表現できないであろう世界をご体験ください。

以下、公式情報を転載します。

***

The World Above by Patrick Tsai & Ukabu LLC
A Giant Displayable Fantasy Fiction Photo Book (With Optional 2015 Calendar) 
Published by Ukabu LLC

13ページ/リング製本/オフセット印刷/日英訳
写真集サイズ:600mm×450mm
カレンダーサイズ:600mmx486mm
13-Pages, Ring-Binded; Off-Set Print, Bi-lingual (English and Japanese)
Photo Book Edition Size: 600mm×450mm
Calendar Edition Size: 600mmx486mm

Photographer and Author
パトリック・ツァイ Patrick Tsai
台湾系アメリカ人の写真家。近年は日本で活動している。フォトダイアリーズ「My Little Dead Dick」や「Talking Barnacles」で広く世界に知られる。初の写真集『Modern Times』は「TIME Magazine」で2012年ベスト写真集の一つに選ばれた。http://hellopatpat.com
Taiwanese American photographer Patrick Tsai currently lives and works in Japan. He is most known for his two groundbreaking online diary projects"My Little Dead Dick" and "Talking Barnacles". His first book "Modern Times" has been selected by TIME Magazine as one of the best photo books of 2012.
http://hellopatpat.com
Producer and Coodinator 
うかぶLLC Ukabu LLC
プロダクションチーム。地域資源をモチーフにしたプロジェクト企画やグラフィックデザインの制作、アートマネジメントなどを多数行なっている。2012年に設立し、鳥取県でゲストハウス&カフェ「たみ」を運営しながら活動している。http://tamitottori.com
Based in Torrori, Ukabu LLC is a three-member production, design, and art management team. The group also runs a local guesthouse and cafe called Tami. http://tamitottori.com

2014/12/09

『梅は咲いたか c/w 五木の子守唄』


amephone's attc vs 柳家小春『梅は咲いたか』が入荷しました。
A面B面ともに強烈なエキゾ・サウンド。未知のエリアに踏み込んでいます。そして、滅茶苦茶に格好良いです。円盤公式のコメントには「レゲエ+端歌、モーラム+日本民謡のエキゾ・カップリング!」とあります。是非ご一聴ください。

864円(税込)で販売しています。このレーベル・デザインは本当に良いですね。素晴らしい。


↑これはライブテイクです。


2014/12/07

PEOPLEの本棚・9



◯本日の新入荷棚。ここのところ良い本が入ってきています。
◯来週の月曜日、15日に須田帆布の須田さんがうたう企画を当店で開催します。19時頃からはじまる予定。入場無料。
◯今年は28日(日)まで通常営業。29、30、31日は11:00—18:00で営業します。
◯年明けの営業予定を決めかねています。決め次第、すぐに報告します。
◯引き続き買い入れ強化中。お気軽にお問い合わせください。

2014/12/06

戦争と世界



気配、眼差し、衣服の感じ。完璧であった。写真の男は、自分が、パンクロッカーたるもの、
外面と内面をかく衝突させるべし、と確信を抱きつつも描けないでいた像、そのものであった。
―町田康(詩人・小説家)

マヤコフスキーという一詩人の内部に凝縮した戦争は、ここですばらしい比喩の連発というか、むしろ古典的な詩句の大盤振舞いとなって世に現れた。
―小笠原豊樹(詩人・翻訳家)


土曜社刊のマヤコフスキー叢書、最新刊『戦争と世界』が入荷しています。
ごらんの通り、今作の表紙でもマヤコフスキーは太々しくも凛々しい立ち姿。ページをひらけば機関銃のような言葉の嵐。格好良いです。
PEOPLE BOOKSTOREでは今後もこの叢書を販売します。ご期待ください。

訳者の小笠原豊樹さんが逝去されたとのこと。つつしんで哀悼の意を表します。

2014/12/04

雪がふっている


『夜の木』でおなじみ、タムラ堂から入荷しました。
レミー・シャーリップによる不思議な絵本『雪がふっている』。雪の日の朝のような、真っ白な時間をご体験ください。
1080円(税込)で販売中。プレゼントにもおすすめです。

***


この小さな本を開くと、何もない真っ白なページ。
最初のページの下の方にこんな一行が。

   見てごらん 雪がふっている

目をこらすと、白いページの中に、雪の降りしきる風景が…、
そしてページを繰っていくと、北国の暮らしが見えてくるはずです。
絵はありません。白いページだけです。
それにしても、これが絵本? そうです絵本です。空想する絵本。
手のひらに収まる小さな白いページの中で、
心がどこまでもどんどん広がっていく、
そんな喜びを感じさせてくれる特別な「絵本」。
静かな幸福感に満ちた不思議な読書体験です。

作者のレミー・シャーリップ(1929~2012)は、
ニューヨーク生まれのアーティストで、
絵本作家としてもたくさんの魅力的な絵本を残しています。
本書は、作者と親交のあった音楽家、ジョン・ケージに
捧げられました。

さまざまな映像や音が氾濫している現代生活において、
あたかも<沈黙>を聴くかのように、
<白いページ>を見つめることの大切さと素晴らしさを
気づかせてくれる画期的な絵本です。

活版(亜鉛凸版)印刷。柔らかい手触りの本文紙。
手縫い製本。半透明のスリーブ・ケース入り。
真っ白な雪の世界と呼応する繊細で美しい造本です。 


2014/12/03

12月3日の入荷


気骨のある方々の本がまとめて入荷しています。
鶴見俊輔、鎌田慧、草野心平、イツハク・カツェネルソン、ウォルフ・ビーアマン、丸山眞男、木田元、小林多喜二、安藤忠夫、佐藤泰志、鈴木大拙、ベンヤミン、辺見庸、加藤周一、毛沢東・・・こんな方々の著作や伝記、ルポルタージュが並ぶと背筋が伸びます。

2014/12/02

『ハロー風景』を販売しています。


うるおいとお風呂の風景をスケッチした、詩集です。
銭湯の入り方を記述した、ダイアグラムのポスターが付きます。

寸さんと大原大次郎さんによる小冊子『ハロー風景』のホームページが更新されました。
そこにボクの拙文も掲載して頂いていますので、全国の本屋さんのコメントと合わせて読んでみてください。
ハロー風景。PEOPLE BOOKSTOREで販売しています。




2014/12/01

Today's YouTube #114



yester-

音節
yes • ter-
発音
jéstər-  


((詩))
1 「昨日の」2 「昨…」「さる…」