戦争と世界
気配、眼差し、衣服の感じ。完璧であった。写真の男は、自分が、パンクロッカーたるもの、
外面と内面をかく衝突させるべし、と確信を抱きつつも描けないでいた像、そのものであった。
―町田康(詩人・小説家)
マヤコフスキーという一詩人の内部に凝縮した戦争は、ここですばらしい比喩の連発というか、むしろ古典的な詩句の大盤振舞いとなって世に現れた。
―小笠原豊樹(詩人・翻訳家)
土曜社刊のマヤコフスキー叢書、最新刊『戦争と世界』が入荷しています。
ごらんの通り、今作の表紙でもマヤコフスキーは太々しくも凛々しい立ち姿。ページをひらけば機関銃のような言葉の嵐。格好良いです。
PEOPLE BOOKSTOREでは今後もこの叢書を販売します。ご期待ください。
訳者の小笠原豊樹さんが逝去されたとのこと。つつしんで哀悼の意を表します。
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