衝き動かされては走り、衝き動かされては撮る。
じゃあその衝動は一体なんなんだと問われたら、いっぱいあり過ぎて答え切れない。
-阪本勇
知人の写真家、阪本勇氏の展示のお知らせが届きました。
このお知らせ、チラシというのかDMというのか、うまく言い表せないんですが、本当に素晴らしい出来なんです。
手に触って嬉しくなる。広げて、鮮やかな表面にはっとする。ときめく。心に栄養が届いているのを確かに感じる。
そして裏面。阪本氏直筆の展示概要に加えて挨拶文。これまたとにかく素晴らしい。
心から「良いなあ!」と思える、稀有な展示の招待状です。
阪本勇の写真展「天竺はどこや!!」は5月12日から、銀座ガーディアン・ガーデンではじまります。
これは現場で目撃するべき。きっと良いものがみれるから。
是非、お出かけください。
以下、開催概要です。
***
The Second Stage at GG #35
阪本勇展「天竺はどこや!!」
2014年5月12日(月)~ 5月29日(木)
ガーディアン・ガーデンでは、「The Second Stage at GG」シリーズ第35弾を開催する運びとなりました。若手表現者を応援しようと1992年から2008年まで開催した公募展『ひとつぼ展』、2009年にスタートした「1_WALL」の入選者の中からは、各界で活躍する作家が数多く登場しています。このシリーズは、そうした『ひとつぼ展』と「1_WALL」の卒業生たちのその後の活動を伝えるための展覧会です。
今回の第35弾では、写真家の阪本勇をご紹介します。阪本は「天竺はどこや!」で第27回写真『ひとつぼ展』に入選しました。阪本は一貫して、自身の根底から溢れ出る「衝動」に突き動かされながら、シャッターを切り、制作を続けてきました。「三蔵法師が、どこにあるのかわからない天竺へ向けて歩いた一歩一歩。それが自分にとっての写真一枚一枚だ」と語るように、この世のありとあらゆる現場や現象を写真におさめたいと、様々な被写体と真正面から向き合います。しかし、それはただ刺激的な視覚体験を追い求めるものではなく、親しい友人がふと見せる表情や、身近な風景のなかにも、見たことのないものへの「衝動」を見出します。言い換えれば、それは阪本自身が紡ぎだす、人との繋がりや想いの中から現れる、喜びの有り様なのかもしれません。「人は皆、それぞれの手段で、それぞれの天竺を目指しているのだと思う」と言うように、写真を撮ることで、自身の天竺に向かって歩く阪本の行き先を、ぜひ会場でご覧下さい。
今回の第35弾では、写真家の阪本勇をご紹介します。阪本は「天竺はどこや!」で第27回写真『ひとつぼ展』に入選しました。阪本は一貫して、自身の根底から溢れ出る「衝動」に突き動かされながら、シャッターを切り、制作を続けてきました。「三蔵法師が、どこにあるのかわからない天竺へ向けて歩いた一歩一歩。それが自分にとっての写真一枚一枚だ」と語るように、この世のありとあらゆる現場や現象を写真におさめたいと、様々な被写体と真正面から向き合います。しかし、それはただ刺激的な視覚体験を追い求めるものではなく、親しい友人がふと見せる表情や、身近な風景のなかにも、見たことのないものへの「衝動」を見出します。言い換えれば、それは阪本自身が紡ぎだす、人との繋がりや想いの中から現れる、喜びの有り様なのかもしれません。「人は皆、それぞれの手段で、それぞれの天竺を目指しているのだと思う」と言うように、写真を撮ることで、自身の天竺に向かって歩く阪本の行き先を、ぜひ会場でご覧下さい。
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