2018/06/13

『モホリ=ナジとドイツ新興写真』


(モホリ=ナジは)たえず新しいアイデアを発展させながら、彼は偏ることのない好奇心の状態に自己自身を保持した。そこから新鮮な観点が生まれたのである。認められることを意に介さず、ただ鋭い感覚を本質的なものに行使し、機敏な感覚の観察でその途上に現れるすべてを研究した。
–ヴァルター・グロピウス

展示図録『モホリ=ナジとドイツ新興写真』が入荷しました。
1990年、〈東京都写真美術館〉の第2回目の展覧会として開催された同展は、未来派、ダダ、ロシア構成主義、シュルレアリスムが入り乱れ「芸術の一大実験場」の様相を帯びていた1920年代のドイツで躍動した作家モホリ=ナジの作品を中心に構成されました。図録にはモホリの他、18人の作家の作品を収録しています。

やや使用感のある古書。表紙上部にわずかなダメージがありますが、通読・鑑賞に支障はありません。

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