2012/08/31

移転しました。(商品も随時入荷中!)


"PEOPLE'S BOOKSTORE"が移転しました。
間借り中の千年一日珈琲焙煎所のなかで、ですが。
今回はレジ横の一等地。かなり見やすくなりました。手にも取りやすくなりました。
少しは格好ついたかな、なんて気もしております。

以前からの本棚でも引き続き展開中です。
お時間のある方、ご興味の沸いた方、お気軽にのぞいてみてください。
どうぞよろしくお願い致します。

“本屋、はじめました。”

2012/08/29

“ストリートワイズ”


「街を一つの大きな学習の場として、その学習の場を、
    時に自分を見失いそうになりながら、さ迷い歩いていくうちに、
    獲得した知恵や知識、それがストリートワイズだ。

    しかも、街をさ迷っていると、その迷路のような道すじで、
    ある時突然、まさに路上の賢者といえそうな人(物)に出会い、
    彼らの手招きによって、気がつくと、自分が目指していた以上の場所にいる。
    自分の直感を信じてアクションを起こさないとストリートワイズは生まれない。
    地図やマニュアルは、アクションを起こすきっかけにはなっても、
    それだけでは路上の賢者に出会えない。街で生きる知恵を手に入れることは出来ない。」

-坪内祐三 (『ストリートワイズ』/ 坪内祐三・著)

2012/08/28

坂口恭平、かく語りき。


「インターネットは一つの手段でしかない。
    本当の目的は人と人とが直接出会うことだ。
    だから、歩け。とにかく歩け。
    人と出会え。
    納得がいかないことに思考停止させるな。思考せよ。拡張せよ。
    自らの複雑なレイヤー構造になっている思考都市をさらに  立体的に空間化せよ。
   それが「生きる」なのだ。
   考えることをやめてはならない。
   それは僕たちのエネルギーだ。」

-坂口恭平 (『独立国家のつくりかた』 / 坂口恭平・著 )

  “レイモンド・マンゴー、かく語りき。”

2012/08/26

“ヒマラヤの日” -終了しました!

illustration : ikuyo ueno

" ヒマラヤの日 "

8月26日。
この日は「ヒマラヤ」の名のもとに、みんなで楽しく集う、そんな1日です。
いくつものイベントをご用意しております子供から大人までワイワイお出かけください。

会場:
千年一日珈琲焙煎所 

日時:
8月26日 (日曜)
10時開場 / 22時閉場

協力:
PEOPLE


***時間割***

上野郁代ワークショップ”
夏の工作、紙粘土で山を作りましょう。山は好きですか?

対象年齢(3才~8才)材料代 500円

      10:00~12:30


***

つくば食堂 花 presents 流しそうめん” ※参加費400円
 「世界最速の流しそうめんを楽しもう!」
    
      12:30-13:00

***

コトノバ”


「人は自分の好きな物について語る時、とても上手く語ることが出来る。」
   -ミヒャエル・エンデ

今年の4月に開催した“BOOKWORM”。

その意匠をそのまま引き継いだ場所をつくってみます。
題してコトノバ。事の場であり言の葉でもある、自由な時間。
言葉とたわむれ、耳をかたむけ、口をつかって遊んでみましょう。

お気軽にご参加ください。

     13:30 エントリー開始 / 14:00 スタート  


***

ちくわ朋彦×良元優作  月夜のライブ” ※変更あり!


   18:00~ Live
   20:00~ 阪本勇×良元優作 トークショウ

入場無料 投げ銭制!


“月夜のライブ!” -ちくわ朋彦×良元優作×阪本勇





  良元優作さんのうたをはじめて聴いたのは写真家、阪本勇くんの部屋だった。
 男三人。ボクらはビールをそれなりに呑み、いい気分になっていた。
 それでも良元さんの声には静かに耳を傾けた。みんな黙った。
 不思議な時間。それぞれが気持よく酔いに浸った。
    あの時間は忘れがたい。

 だから、ね。
 今回は良元さんと阪本君に話してもらう。
 これはボクのわがままだ。二人の話が聴きたいのだ。
    出会い。昔の話といま現在の話。これからの話。
    好きなように話してもらいたい。

 存分にうたってもらおう。
 だらだらとしゃべってもらおう。

 界隈ではおなじみの汗かき詩人!
 今企画の立役者、ちくわ朋彦さんも登場。
 ひさびさ開催の「月夜のライブ」。どうぞお楽しみに。

      植田 浩平 / PEOPLE 

“コトノバ”に向けて。


「言葉にすることは自分の心の奥を覗き込むこと。
    日々のことを言葉にしようとひねり回している間に、これまで自分が何を考えながら生き、
    いま何を希望しているかを発見することになる。稚拙でいい。繫ぎとめること。
    それが自分を知り、ひとりひとりが胸を張って生きていくために必要な作業なのだ。」

   -永井宏  “種を蒔く人、永井宏さんのこと。” (『ku:nel』2011.9.1 号より)

“ヒマラヤ”を語る。


上野郁代 展 「ヒマラヤ」 
2012年8月23日(木)~9月3日(月)

「ヒマラヤ」について

私は山が好きだということ。
あのとき見た雪山はきれいだったよ、と私は思っているということ。
理由はそれだけ、意味はもたない山の絵画をつくろうと思いました。

実物の雪山がもつ美しさや強さは、絵にすれば失われてしまいます。
残るのは山という役割のある絵具の層、私の感覚にそって固められた絵具の色と形だけです。
それはなんだか、描くことに固執してるのかしてないのか、よくわからないが潔いことだと感じました。

描く理由や絵画の仕組み・成り立ちを簡単にとらえたいという気持ち。
作品から鑑賞者へ伝わるもの、伝わらないもののことについて考えると、
誰に対しても、平等な態度の作品が良い。それは作者にとっても。
能天気な作品を生み出したいのかもしれません。
とにかく、私は山が好きだ、好きだ、ということ。

山を絵にするなら、名前はヒマラヤにしようと決めました。
アルプスやエベレストよりも、王様らしく優しそうかなと思ったので。

                           (上野郁代)

■作家プロフィール
1990年石川県生まれ
現在、筑波大学芸術専門学群洋画専攻4年次に在籍。
卒業後は剥製師の道へ

2012/08/16

『夜の木』

photo:OUTBOUND

『夜の木』。
原題は"The Night Life Of Trees"。
インドで生きるゴンドの芸術家による作品集。

完璧な佇まい。
この本は生きている手触り、匂い、色合い、すべてが新鮮。
ゆっくり、ゆっくり、ページをめくる。静かな夜に、ひとり味わう。
感覚を研ぐような、贅沢な時間が訪れるはず。

「美しい絵を見る人には幸運が訪れる、とゴンドの人々は信じているそうだ。
この絵本を手に取ってくださった全ての方に、幸運が訪れますように。」

出版にご尽力された、タムラ堂の田村実さん。
素晴らしいお仕事。色々とお話を聴いてみたい。
いつか、どこかで会えますように。

***


「夜の木」出版記念  シルクスクリーン作品展
2012年8月1日 水曜 – 2012年8月27日 月曜 7日・14日・21日 休み   11:00 – 19:00
インドのハンドメイドの絵本「夜の木」の出版を記念し、シルクスクリーン作品の展示を行います。
この「夜の木」は、2008年のボローニャ・ブックフェアでラガッツィ賞(ニューホライズン部門)を受賞した絵本 “ The Night Life of Trees” の日本語版として2012年7月17日、タムラ堂より出版されました。原書同様、南インドに位置するチェンナイ郊外の工房にて、綿やジュートを原料とした手漉きの紙にシルクスクリーン印刷され、一点づつ職人の手によって製本されています。全ての行程が手仕事によってなされている工芸品の様な絵本とも言えます。
ページをめくると、夜の闇の様な真っ黒な紙に、独特なインクの匂いと共に色彩鮮やかな木が浮かび上がり、本の中の世界に引き込まれていきます。
今回、絵本に登場する様々な個性を持つ木々のうち、原書の発行元であるインドのターラー出版社が選んだ10種類の木のシルクスクリーン作品を展示販売致します。古材を用いた額はMOBLEY WORKSの鰤岡力也さんが製作致しました。
繊細さと迫力、そして時にユーモラスな表情さえ感じさせる木々が織り成す神話的な世界を、是非ご覧下さい。

原書の制作風景  http://www.youtube.com/watch?v=om6i3enGZ8c

2012/08/14

氷や つくばねファーム


このかき氷は、美味いのです。
とにかくクセになるのです。いちごのジャムが絶妙なのです。
今日で夏も折り返し。かき氷も、ガリガリ君も、夏の食べ物。8月の風物詩。
“氷や つくばねファーム”は街のあちこちに出没しています。みなさま是非、どこかでご賞味ください。

26日の“ヒマラヤの日”にも出展してくれます。
どうぞどうぞ、お楽しみに。

出張情報はコチラから。

2012/08/13

“真夏の夜のダブ・モンクス” -終了しました!

design : yuuki nakamura


" MONKS ON  A SUMMER'S DAY! "

「真夏の夜のダブ・モンクス。荒々しく生々しい、新たな体験。

会場:

日時:
8月13日 (月曜)
19時開場 / 20時開演

料金:
入場無料! 投げ銭大歓迎!
+1drink order

出演 :
CINEMA dub MONKS

企画 :
PEOPLE

□お問い合わせ:
PEOPLE  植田までお気軽に。
以下のメールアドレスにてお受けいたします。
mojomojo.people@gmail.com



PROFILE:
 シネマ ダブ モンクス / CINEMA dub MONKS
 
 1999年沖縄にて、曽我大穂(フルート、ハーモニカなど)と、
 ジャズ・ベーシストのガンジー西垣を中心に結成。
 フルート、ウッドベース、パーカッション、ピアニカ、サンプラーなどの
 楽器を使い、各地でフィールドレコーディングした音を絡ませ、
 ステージ全体に映像を映し、音と人と映像をミックスした“一本の映画”の
 ようなライヴ空間を創り出す。
 2002年、バルセロナに活動拠点を置き、50本以上のライヴをバルセロナ、
 パリ、ベルリンで敢行。9,000人以上の観客を魅了し、高い評価を受ける。
 2004年3月にイギリスのレーベル Softlyよりアナログ盤をリリース。
 英国BBCラジオなど活躍するジャズ系DJ、ジャイルス・ピーターソンの
 ’Worldwide Track Of The Year 2004’」に選曲される。
 2004年5月に1stアルバム『TRES』をリリース。フジロックフェスティバル
 2004 に出演。2004年11月~12月には、バルセロナ~リスボンをツアー。
 2005年2月に那覇の前島アートセンターにて、企画展『リスボン/
 バルセロナ/沖縄~美術・音楽・地方都市・シネマ ダブ モンクス~』を開催。
 同展にて欧州ツアーの模様をおさめたドキュメンタリー映画「うみべの街の
 はなし」を公開。2005年11月「町ものがたり」、渋谷でのライブセッシ
 ョンの模様を収めたライブアルバム「cinema,duo」をリリース。
 2009年10月7日「町ものがたり三部作」完結編として、
 4年ぶりの新作アルバム「永遠と一日」をリリース。
 また、ハナレグミ、二階堂和美などのツアーやレコーディングに参加。
 息の合ったプレイをみせる。

2012/08/12

BOOKWORM at GRASSROOTS -終了しました!


BOOKWORMの開催が決まりました。
今回の会場は横浜GRASSROOTS。人が行き交う酒場での開催です。
言葉と戯れ、人の声に耳を澄ます。ハッとする、ドキドキする、ノンビリと見守る。
いろいろな過ごし方ができる、自由な時間。気ままに集いましょう。
もしも会えたら、ビールでも呑みましょう。

前回のレビューはこちらから。

***

BOOKWORM 8/12 at GrassRoots

8/12(日)
開場・開演14:00〜
入場無料(要1order)
GrassRoots
横浜市神奈川区鶴屋町2-13-3 渡辺ビルB1
045-312-0180
http://ameblo.jp/grassrootsyokohama/
リーディング希望の方は
当日13:30より会場にてエントリーを行います。
持ち時間は1人10分以内となります。
■CD・レコードの持ち込み可能です。
■今回は会場の都合上、楽器演奏はアコースティックでお願い致します。
GrassRoots

2012/08/11

from windbell journal.




windbell周辺が賑やかだ。
ボクは、Devendra Banhartの熱心な聴き手ではない。
恥ずかしながら、VETIVERもANDY CABICという名前もはじめて知った。
それでもこのニュースには沸き立った。なぜだかワクワクした。
“ANDY&DEVENDRA”。チェックしてみてほしい。

その他、以前に紹介したヤン富田公演古書ほうろうでの企画
エドガー・ジョーンズの新譜など、などなど、素晴らしきお仕事ばかり。
mama! milkとの絡みもある。とにかく魅力的。

更なる詳細は、こちらから。

***

カエターノ・ヴェローゾ、マーク・ボランを思い起こさせる
やさ男ぶり・スター性で音楽シーンのみならず、
美術・ファッションはては映画・セレブ界までをも魅了する、デヴェンドラ・バンハート。
(間もなく発売になる" A Tribute to Caetano Veloso"では名盤"Domingo"収録の "Quem Me Dera" !
ホドリコ・アマランチ(Little Joy/Los Hermanos)とカヴァー。)

そして近年、アルバム"Things of Past","Tight Knit", "The Errant Charm"
と充実した作品のリリースが続く、ヴェティヴァー。
その作風・佇まいはどこかビートルズでいえばジョージ・ハリソン、フェイセスにおけるロニー・レイン、
デイヴィッド・ブルー、マイケル・ハーリーといったSSW
つまりは歴代のミュージシャンズ・ミュージシャンたちを想起させる、アンディ・キャビック!

彼ら二人は新世紀に入ってからの様々な潮流の支柱であり、主謀者。
二人の友愛、探求が2000年以降の世界の音楽シーンを
より豊かなものにしたことは熱心な音楽ファンにはご存知のとおり。

二人がこのようなかたちでツアーするのは世界初しかも日本オンリー!
アンディが日本の地でヴェティヴァーの曲を披露するのは初!
三度来日しているデヴェンドラが日本各地を巡るのも初めてのこと。

またとないこの機会をどうぞお見逃しなく!


2012/08/06

2012/08/01

『昼光ジャズ/特装版』-特装版写真集発売記念展-


阪本勇君による力作。渾身の写真集。
『昼光ジャズ・特装版』発売記念の展示を開催するとのこと。
オープニングパーティー、トークショーなど企画も盛り沢山。
どの夜もきっときっと面白くなるぞ。


昼光ジャズはとにかく厚い。だけど軽やか。
この作品のことは前に書いた。大好きな一冊なのだ。
少しでも気になった方は、阪本君のブログ(うどんと写真!)を覗いてほしい。


以下詳細!


***





『昼光ジャズ/特装版』-特装版写真集発売記念展-


8月1日(水)~8月12日(日)12:00-21:00(月・火 休み)
入場料:400円(セレクトティー付き)
※8月5日(日)16:30~18:00は他イベント開催のため、展示はご覧いただけません。
★8月 4 日 (土) オープニングパーティー 19:00~
★8月11日(土) トークイベント 19:00~ ゲスト:大森克己写真家)参加料:1000円(先着30名様、要予約、1ドリンク込み)
★8月12日(日) Pre Ongoing School 15:00~ 作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー。お好きなケーキとお飲物がついてきます。参加料:1500円(ケーキとお飲物つき、+作家からのお土産つき!)


Art Center Ongoing / http://ongoing.jp/index.html