五十回の連載で、登場させる人物を毎回変えて行く。そして、その原稿の載る紙面の日附の前後数日(できれば当日)の日記を紹介する。(…)例えば永井荷風や古川ロッパのように膨大な量の日記を書き残している人も一回しか登場出来ない。そのタイミングを選ぶのが腕の見せ所だ。
坪内祐三『日記から 50人、50の「その時」』が届きました。
個人的に届くのをとても楽しみにしていた一冊! 毎日新聞で2005年4月から2006年4月まで続いた連載が約20年の時を経て書籍化。夏目漱石にはじまり、三島由紀夫、山田風太郎、浮谷東次郎、武田百合子、植草甚一、古川ロッパ、永井荷風……等々50人が記した日記をもとに綴られた時代と文化、個人のあり方。帯の惹句「これぞ、坪内祐三だ!」にたがわない、シブくも軽みのある日記の文化誌になっています。
販売価格は1980円(税込)。オンライン・ストア〈平凡〉でも販売します。
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