2024/05/15

5/15 店日誌

5月15日、水曜日。インスタグラムを通して知り合った方がいとなむ渋谷のアフリカ料理店〈エル・バルバドス〉に行ってきた。代々木上原駅で地下鉄を降車、人ごみを避けながら近づいていくと目的地の前のは長蛇の列。それも外国人観光客ばかり。こりゃ参った。そういうお店なのか……とションボリしてあきらめかけるも、気を取り直してテナントに入っていくと、これは違う。隣接するカツ丼屋らしき店の行列だ。裏手に出ると人はいない、なんならしずかで味のある一画なのだった(それも〈trefle〉のまん前だった)。

開店時間を待って入店、こんちわーっと入っていくと「どうも! いらっしゃい!」と店主ダイスケさんが迎えてくれる。ランチとビールを注文しながら実はボク……と挨拶すると「あーそうですか!」とまた大きくハッキリした声で対応してくれ、色々と話してくれる。小さな店だけどエネルギーがつまってる。流れる音楽もリズム豊かでカッコいい。ペロッと食べて、話をしてから店を出た。

渋谷って街に馴染みの気分がなくなってから、はや数年。それでも意識して道を選んで、店と人に相対すればいい気分にもなれる。訳知り顔で街を語るのはやめた方がいいなと反省。ああした一画、個性のある店々が少しでもながく残ってほしい。

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