2024/03/17

3/17 店日誌

3月17日、日曜日。小川美潮&山村哲也の“犬の日々”がとても良い。フィッシュマンズを思わせるイントロがいい。「やっと日が暮れる、キョウチクトウの花がうなだれる」って歌い出しのムードがいい。なにより、北村太郎の詩にメロディーをつけて歌にするって発想が、とてもいい。ヴォーカルを引き立てる楽器の演奏も絶妙にやわらかい。ぬるい風呂につかって、ゆれる湯面を眺めているような、いい気分。

この曲が入ったCD、『江戸屋百歌撰 1997/USHI』は冒頭3曲が飛び抜けている。Silhouettes(まったく知らない名前! 誰でしょう)、金子マリ&BIKKE、小川美潮&山村哲也って流れにはまったく文句がつけられない(4曲目の、こなかりゆ&尾上文もなかなかいいなあ)。

オンライン・ストア〈平凡〉の常連であり、店にもよく顔を出してくれる池田さんが売ってくれたもの。他にもレコードを何枚か買い取ったのだが、魅力的な盤ばかりで参った! いやまあ、こんお客さんがいるから、店って面白いよなーと思わせられた。

今日も書籍に入荷多数。レコードもそこら辺に転がっています。

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