自らの過去を知ることは、自らの今がどうしてこうなっているのか、要因を探ることでもある。なぜ日本は、このような現在地にいるのか。マイナンバーにもインボイス制度にも消費税にも、東京五輪や大阪万博、天下りにも、入管問題にも、すべて、過去の大日本帝国から通底している日本の欠陥があるように見える。
『オフショア』第三号が届きました。
「やすい」や「おいしい」という枕詞を用いずに、一歩踏み込んだアジアを描いたテキスト──インタビュー、エッセイ、聞き書き、論考からなる7つで編まれた約170ページ。冒頭に置かれた「分断を越えるための演出術」での発言を踏まえて描かれた表紙画のタコ、編集人・山本佳奈子さんの力強い巻頭言からはじまる記事群をじっくり紐解いてほしい。
販売価格は1650円(税込)。前号とあわせて、オンライン・ストア〈平凡〉でも購入可能。
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