一編一編も「変」なのだが、全編を通して読んでみると、トータルな一冊の書物としてもこれは明らかに「変」であり、そしてその「変」さが極めて魅力的なのである。–佐々木敦(「解説」)
松岡千恵『短編集 ヘンルーダ』が届きました。
2021年2月の『絵本のなかへ帰る』から久方ぶりに届いた「岬書店」の新刊は、福岡県の新刊書店で働く松岡千恵さんの短篇集。お仕事から得た着想をもとに創作された(と、思われる)「備品奇譚集」にはじまり、表題作「ヘンルーダ」、「花の名前」、「こうもり」、「レーテー」を収録。山口法子さんの装画も良いです。
販売価格は1760円(税込)。ピンときたなら是非お手元に。
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