2023/03/19

3/19 店日誌

3月19日、日曜日。「こんにちはー」と言って入店し「ありがとうございましたー」と言いながら帰っていく。何も買わずに。あの人たち、なんなんだろう。店には挨拶をすべし。とか、誰かに教わったのか。隣のカフェか、近隣の店かを巡回するように歩く一団(だいたい一人じゃ来ない)には、困っている。いい歳をした大人だったりするから、余計に嫌だ。

嘘っぽい爽やかさ、笑顔は求めていない。本屋が好きとか、意思表示も別にいらない。静かに本を選んでくれたら、それでいい。なぜ客である自分を必要以上に演出するのか。ただ、おのれの興味に従って、店を見てくれたらいいのである。

今、本やレコード、コーヒーなんかは自己演出の道具になりやすい。どれもこれも嗜好品。各人が好きなように味わい、楽しめばいいのに。なぜか他者へのアピールに使われて、すぐにぽいっと投げ出される。そりゃあ、何も育たない。

今日も書籍、音源に入荷あり。オンライン・ストア〈平凡〉にも動きあり。

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