わずか九十八字の中に小さなドラマがぎゅっと凝縮されていて、さまざまにトーンの異なる短編小説を読んでいるよう。–佐久間文子(「読後感想文」)
高橋茅香子『ひとりのときに』が届きました。
「発行部数は100部から700部、売り切れても増刷はしない」を社是とする超スモールプレス、horo booksの最新刊は、翻訳家・高橋茅香子さんのエッセイ集。2001年に始まったのち中断、2012年に再開した「98字日記」の2021年365日分に加えて、ひとり遊びに関するエッセイを5つ収録した手触りの柔らかな一冊。巻末にある著者略歴に触れて驚き! 高橋さんは現在84歳とのこと。文体の爽やかさに年齢は関係ないのだな。
販売価格は1980円(税込)。八巻美恵『水牛のように』など、horo booksの書籍をいくつか在庫しています。
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