12月31日、土曜日。年内の最終営業日。知り合いを中心にのんびりしたペースでご来店。生ビール、缶ビールをちょっとずつ。あとは午前中に観てきた映画『SLUM DUNK』の話題で盛り上がる。思いのほか、観ている人が多くて驚く。
19時前に閉店。馴染みの蕎麦屋まで歩いていく途中、筑波大学の中で迷ってしまう。真っ暗で方向感覚が掴めない。いつの間にか家の近くまで来てしまっていた。何だかんだで1時間以上歩いて、店に到着。そこからまた、30分ほど歩いて帰宅した。何をするわけでもなくすぐに寝る。
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1月1日、日曜日。いつも通りに起きて、だらだらする。ビールを飲む、寝る、本を読む。歩く。それを2セットこなしたら、日が暮れた。高田渡『系図』のレコードに針を落としてしみじみと聴きいる。種村季弘・編『東京百話(地の巻)』を読みはじめる。坂口三千代、堺利彦のテキストが面白い。吉行淳之介の軽エッセイの打率が高い。
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1月2日、月曜日。6時起床。9時過ぎの電車に乗って秋葉原に向かう。新年、午前中の東京は歩きやすい。お目当ての〈ディスクユニオン〉は12時開店。早く着いたので周辺を歩いて、開いていたコーヒー店に入る。『東京百話』所収の丸山三四子「足穂ヒコーキ」、田村隆一「天使よ、故郷を見よ」を味読する。坂口安吾の視点がするどく、興味深い。
門前仲町の酒場〈ほどほど〉に、13時に到着。口開けの客となり、店主Kさんと新年の挨拶。昨年末に閉店した日本堤〈大林〉の話などする。常連さんが数組来店、慌ただしくなってきたところでお会計。電車を乗り継ぎ、つくばに帰る。
2023年、最初に買ったレコードはライオネル・ハンプトン『スターダスト』。
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1月3日、火曜日。こたつに入って箱根駅伝。サッポロ黒ラベル。正月気分。駅伝を走る大学生の髪型が興味深い。ふわっとサラサラ、サイドは刈り上げ。走ると髪全体が上下する。あの動き方も加味して、ヘアスタイルを作っているのだろうか。なんとなく気になる。
夕方、小林信彦『流される』を読みはじめる。
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