クリント・イーストウッド主演、監督作『クライ・マッチョ』を観た。朝一番の上映回で観客は三人。約100分。カウボーイ、ロデオ、ロードムービー。メキシコ。走る馬。埃たつ風景。少年と雄鶏。それらすべてが老主人公を引き立てる。不意に出会う、ちいさな町。そこにあるダイナーで流れる音楽がいい。
想像以上にからっと乾いた小品だったことに驚いた。昼寝の夢でみた世界を映画化したものだと言われても、自分は納得する。さらりとした終幕。つよい男の時代は、すでに終わったということか。
書きっぱなしのメモである。
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