12月19日、日曜日。安彦良和『虹色のトロツキー』全8巻をいっきに読んだ。きっかけは再読したばかりの高橋徹『古本屋 月の輪書林』(「安彦良和の『虹色のトロツキー』を再読する。石原莞爾、辻政信がとても魅力的に描かれている」という記述あり)。投げ出しかけていた山口昌男『挫折の昭和史(下)』にも響きあう箇所があり、第1集を手にしてすぐ引き込まれた。
歴史上の記号としてしか認識していなかった満州。そこにあった各種施設、滑稽な軍人、土地を奪われた民族。魅力的にうつる人。生まれかけた文化。すべてを整理して把握できたとは思わない。だけれど、関心は持てる。少しずつでも理解を深めていきたい。
今日は13時から20時まで開けています。ご都合に合わせてご来店ください。
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