雑誌社で働く人間の姿なんてものは、書く側も退屈、読む側も退屈するようなシロモノなのである。(「第十三章 同時代連盟」)
10月2日、土曜日。引き続き『夢の砦』を読んでいると、第十三章「同時代連盟」で唐突に、書き手、小林信彦が登場して驚いた。読者への補足というか、言い訳めいたものなのだけれど、これがどうにも面白い。「作者(わたくし)の悩みを理解していただかねばなるまい」の後に続く、雑誌社の実情吐露の部分に触れて、笑ってしまった。
かんぺきな天気。お出かけついでにでも、覗いていってください。
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