あれこれ想定し、万全の手配をしても、土壇場で、どうなるかは分からない。人と比較する同じ物差しでは、推しはかれない。死だけは、みんなと一緒に渡れば怖くない橋ではないのだ。そんな事を考えて見る映画は、時に苦く、耐え難いが、素晴らしくもある。−秦早穗子
4月6日、火曜日。2014年の刊行時、当店でも販売した『つるとはな』創刊号は今読んでも面白い。アンチエイジングだのなんだの不自然な感覚ばかりが横行する世にあって、この雑誌の提案はなかなか刺激的。なにせ、巻末近くに置かれた映画評論家・秦早穗子さんによる映画評の冠は「身終いの映画」である。このテキストに似たものは、そう見つからないのでは。
今週は火・水・木曜日が通常営業。金曜からは出店、催事開催のため店は休み。
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