2020/07/31

『ロルカ詩集』


フェデリコ・ガルシア・ロルカ/長谷川四郎・訳『ロルカ詩集』が届きました。
1967年にみすず書房より刊行された同名詩集を底本として再編集。軽やかな手触りの詩集になりました。装飾を排した表紙カバーのデザインがかもし出す佇まいには、好感を持つ人が多いでしょう。是非、直に手にしてほしい一冊です。

販売価格は2200円(税込)。訳者によるあとがきもお見逃しなく。

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フェデリコ・ガルシア・ロルカ Federico García Lorca
スペインの詩人・劇作家。1898年スペイン・グラナダ近傍に生まれる。グラナダ大で哲学、文学、法律を学んだのち、劇作にうちこむ。1936年、スペイン内乱勃発の数日後にファシストのファランへ党により射殺され38歳の生涯を終える。詩集に『詩の本』『カンテ・ホンドの歌』ほか、戯曲に『血の婚礼』など。


長谷川四郎 はせがわ・しろう
文筆家。1909年、函館に生まれる。37年に満鉄入社、大連に渡る。
その後招集され、シベリアで捕虜生活を送ったのち、50年に日本帰還。
著書に『鶴』『シベリヤ物語』『中国服のブレヒト』など。


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