2020/02/01

『雑誌記者』


とにかく、編集者は若くなければならない。肉体的な条件が大きくモノを言うからであるが、考えてみると、編集者で一番怖ろしいのは、精神の動脈硬化である。

池島信平『雑誌記者』が届きました。
ヘミングウェイ『移動祝祭日』をはじめ、名だたる名作をリイシュー、文庫化してきた土曜文庫の最新作。のちに文芸春秋社の社長となる、池島信平が昭和33年にものした作品をキリッとした外見に生まれ変えました。編集に携わる人はもちろん、そうでなくても楽しめます。

販売価格は985円(税込)。小さいですが、熱のある一冊です。

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