「壊れゆくアメリカに生きることの痛みと希望を、佐久間裕美子の声を通して知ることができるのは幸運なことだ。その痛みや希望は、ぼくらのものでもあるとその声は語り続ける。」
−若林恵(編集者)
佐久間裕美子『My Little New York Times』が届きました。
ニューヨーク/ブルックリン在住20年、ライターの佐久間裕美子さんが記した2017年7月5日から一年間の思索、行動、交流の記録。読みはじめてすぐ(7月24日)「ジェリー・ガルシア・バンドのライブを見て『アメリカに住みたい』と思った」なんて記述を見つけて、ナイス! と小さくガッツポーズ。一気に親近感がわきました。「(若い頃に)旅をしただけ、人間としての筋力がついた気がする」(9月7日)、「みんな、こんな時代だからこその表現に燃えている」(9月12日)なんて記述、述懐たちにも一つ一つグッときます。
販売価格は1998円(税込)。読めば、何かしら触発されるはず。きっと元気も出てきます。
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