2017/12/21

『My Final Fantacy』


乳白色が耳に染み入るオブスキュア・アンビエント・サウンドスケープ
(Merzbow)


BLACK SMOKER RECORDSのmix-cd最新作『My Final Fantacy』が入荷しました。
制作したのはマヒトゥ・ザ・ピ---zzz(マヒトゥ・ザ・ピーポー/GEZAN)。コンセプトは「人生の最期、瞼がおちるまでの数秒の間に見るといわれている映画、その架空の映画のアンビエント・サウンドトラック」とのこと。楽曲が途切れずに繋がっている、それだけがミックスじゃないんだなあ、と知らされる怪作。いつ、どこで鳴らすのがいいんだろうか。

販売価格は1620円(税込)。ジャケット写真は山谷祐介によるもの。

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人生の最期、瞼がおちるまでの数秒の間に見るといわれている映画、その架空の映画のアンビエント・サウンドトラックとして制作。
BPMが剥奪された後、静脈を逆流するリズムのみを真空パックし、ギターやシンセなどすべて本人の手によって演奏されたある意味セルフMIXとも言える、チル・テープコラージュな音響作品。制作指揮はGEZANのフロントマンにして、青葉市子とのNUUAMMやpeepowとしてBLACK SMOKERでラップアルバムもリリースし、時代のレイヤーをまたぐ鬼才・マヒトゥ・ザ・ピーポー。
白光した終末に鳴らされる美学のサイケデリアの49分。その霧がかった最果ての向こう側に、関節のボキボキに折れた神の最後のため息を聞くことになる。
http://blacksmoker.cart.fc2.com/ca507/447/p-r-s/

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