『赤い河』
“『生まれてきて 死んでゆく
それは誰しもに与えられた平等なこと
過去は変えられないし ましてや未来のことなんてわからない
だとしたら 目の前にあるこの人生を とことん生きてやろう』って、そう思った。
過去6年間のそんな思いをすっと掬い取り出来たのがこの写真集『赤い河』です。”
-熊谷直子
写真家・熊谷直子の作品集『赤い河』が入荷しました。
販売価格は3240円(税込)。以下、熊谷さんご本人の言葉を全文転載します。
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2011年東北での震災をきっかけに
気仙沼に足を運ぶようになった。
同年、11月
離れて一人で暮らす母がクモ膜下で倒れ
認知症になり施設で暮らし始める。
毎日泣き崩れていた私に
「自分の人生を生きなさい」と
優しく声をかけてくれたのは
気仙沼のお母さんだった。
その言葉はまるで
実母が私に語りかけているかのように
すっと私の身体に染み渡り、
そしてこんな感情が私の中に生まれてきた。
『生まれてきて 死んでゆく
それは誰しもに与えられた
平等なこと
過去は変えられないし
ましてや未来のことなんてわからない
だとしたら
目の前にあるこの人生を
とことん生きてやろう』
って、そう思った。
過去6年間のそんな思いを
すっと掬い取り
出来たのがこの写真集『赤い河』です。
ぜひゆっくりとした時間の中で
見て欲しいです。
できれば朝の光の中で。
http://kumagainaoko.blogspot.jp/2017/05/blog-post.html
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