2017/01/31
『More Learners』
ラーナーズの新作『More Learners』が入荷しました!
合わせて同作、前作(ジャケ色違い)のアナログ盤のご予約も受け付けています。ご希望の方はお早めにお問い合わせください。
現状、当店には『Learners』(CD)と『Absolute Learners』(フォトブック+DLコード)の在庫がございます。是非、合わせてお楽しみください。
***
2016年を通して脅威のベスト・セラーとなったデビュー・アルバム発売後、ラーナーズはすぐにライブハウスに旋風を巻き起こす。 2016年夏にはスタートから1年間の活動を追った写真集『Absolute Learners』を発売、その後モッチェ永井、Keishi Tanakaとのコラボレーション・シングルをリリースし秋にはChildish Tones、The Swing Kidsとのスプリット・シングル、冬にはクリスマスEPを発売。 まさに2016年を駆け抜けながら全国のライブハウス、クラブそしてレコード・ショップを賑わせてきた。待望の2ndアルバムでは60’sポップス、ロカビリー、カントリー、ドゥー・ワップからロックンロール、50年代から90年代まで絶妙のセンスでカバー、もちろんオリジナルも収録!
http://kilikilivilla.com/post/154155099734/news-20161207-learners-new-albummore
2017/01/28
「WHITE LIFE」
白いTシャツをテーマ、キーワードにしたウェブ・メディア「WHITE LIFE」に掲載して頂きました。
ボクが、というかうちの店が取り上げられたのは“my white life”なる白Tを愛用する(オレは??)方々の仕事、生活をレポートする連載記事。いまをときめきまくるバンド「Suchmos」のヨンスさんを挟みこむのは想定外でしたが、脈絡のない自分の話を簡潔にまとめてくださったのは嬉しいこと。取材してくれた村松亮さん、カメラマン松本昇大さん、ライター小泉咲子さんには本当に感謝しております。ありがとうございました。
もしお時間に余裕があれば、読んでみてください。
2017/01/27
『日日盃盃 ワイン&スピリッツ100』
“「酔狂」な情熱とともに繊細に綴られるエッセイは、
鈴木美和『日日盃盃 ワイン&スピリッツ100』が入荷しました。
これは、なかなかすごい本。まず大きい。いちばん写真が映える版形を選んだのかな、と思うほど、複数の写真家によって切り取られた風景の多くが単なる“ブツ撮り”におさまらない仕上がりです。その写真に添えられる短文も、攻めてます。役に立つだけの解説ではなくある種の美意識、哲学を開陳した箴言集のような趣き。たとえば、こんな一節。「鞄や靴のように、何年も繰返し使えるものではないけれど、もし、何か、このワインでなければ得られない感動があるとしたら、そのとき飲みたいワインはそれでしかない」。
販売価格は3240円(税込)。是非いちど手にとってみてください。
2017/01/26
『二人の先輩と一つのポリバケツのための小品』
“かろやかで崩れていて愛らしい。名古屋の愛しすぎる奇跡の"乱調の美"ポップ・バンド'15年作。家庭の事情で、現在活動休止中なので、休止前の全精力を傾けた躁状態の小さな花の乱れ咲く素晴らしい作品!!CD-Rでの発売でしたが、制作が遅々として進まないので、円盤でプレスCDにさせていただきました。
この17の小曲のへうげた姿を見よ!これが自主制作の美しさだ!”
ジョンのサン『二人の先輩と一つのポリバケツのための小品』が入荷しました。
販売価格は1080円(税込)。円盤の田口さんが業を煮やして、CD化した一品です。是非どうぞ。
『ミツザワ通信 冬号』
“レコードを聞く楽しみと、買う楽しみと、作る楽しみをパックにした福袋雑誌「三ツ沢通信」です。今買える円盤商品やライヴを紹介する「円盤営業中」と、今月聞いた中古レコードを紹介する「枕元レコード」、そして各地の販売所の方方の様々な連載物など、いろいろセットでこうして販売しています。そして、円盤はこんなことやってます/やろうとしてます、の案内と報告です。”
-「円盤営業中!」より
この雑誌を待ってる人が、確かにいます。『三ツ沢通信』の最新号が入荷しました。
正確には今号からは『ミツザワ通信 冬号』。まだ開封していないので、中身の紹介は外袋にあるのをそのまま写すと・・・「お年賀DVD/2016年業務報告/円盤営業中/枕元レコード/大橋裕之のおみくじ四コマ/湯浅学の名盤句/安田謙一のろっこうおろち/台湾料理ごとうのレシピ/連載小説「老いてなお」/CD屋「少し遠くへ来ています」/よしぎの「だがしや新聞」/正午の庭「サイケデリック♨劇場」/「四度の飯と本が好き」粟生こずえ、シマウマ書房、たけうま書房、古書ほうろう、本と自由、オヨヨ書林、PEOPLE BOOKSTORE/ハロー通信(横川シネマ、珍庫唱片、根本敬の家作、ザ・とっとりNHKスポット100、テンちゃんの展覧会の絵、ボギー、村岡充)」です! ハアハア、すごいヴォリュームだ!
販売価格は1000円(税込)! 雑にまみれた紙片たちをお楽しみあれ!
2017/01/25
「仕立て屋のサーカス」横浜公演
写真:三田村亮
はっと気付けば、開催まで一か月を切っています。「仕立て屋のサーカス」の横浜公演。
今回は一日限りの公演ですが、仕立て屋の一座はきっとまた新しい光、音、布に溢れた光景をつくってくれるはず。とは言え、それらの要素がうまくまとまらないこともあり得ます。目の当たりにした舞台で、とっ散らかった印象を受けた方もいるでしょう。でも、どうか諦めずに、もう一度会場に足を運んでほしいです。もしかしたら、次こそは夢のような時間を過ごせるかもしれませんので。
もちろん、本公演には当店も出店します! 馴染みの「つくばねファーム」、「パラダイス・アレイ」と一緒です。
***
音楽家 × 裁縫師 × 照明作家 による音と布と光のサーカス。
揺れる布、映り込む光と影、広がる匂い、喧騒と静寂、息
演劇なのか、ダンスなのか、サーカスなのか、音と布と光
新しい表現の形が生まれる気配がする。
深く、鋭く、繊細に。
今回はTPAMフリンジ参加作品として一日限りの公演で
皆様のお越しをお待ちしております。
日程|
2017.2.19 (sun)
16:00 open / 17:00 start
at BankART Studio NYK 3F 3C Gallery(神奈川県横浜市中区海岸通3-9)
http://
入場料|
一般 前売 ¥3,500 / 当日 ¥3,800
学生 前売 ¥2,500 / 当日 ¥2,800
*18歳以下無料(要予約)。全席自由。
出演|
曽我大穂(CINEMA dub MONKS)
ガンジー(CINEMA dub MONKS)
スズキタカユキ(suzuki takayuki)
渡辺敬之
フード&ドリンク|
パラダイスアレイ
ショップ|
つくばねファーム
PEOPLE BOOK STORE
予約|
circo.sastre@gmail.com
*件名を「TPAM」とし、希望公演日・お名前・人数・
本公演は、TPAMフリンジ参加作品です。
www.tpam.or.jp
2017/01/24
「Forest shoesを履いて。」-終了しました!
“Forest shoemakerの松下さんご一家は
一昨年住まいと工房を栃木から長野に移しました。
北アルプスを背景に「暮らしの納得を喜びに」という
一節が今年の松下さんからの年賀状にありました。
その長野での暮らしがどのように靴づくりに映されるのか
そんなことも楽しみな久しぶりの受注会になります。”
明日から、Shingoster LIVINGでForest shoemakerの受注会がはじまります。
自分の愛用しているフォレストの靴は、同店で4、5年前に購入したものですがいまだに現役。その革は風合いを増し、履いていれば良い味だねえと多くの方に褒めて頂きます。今回は、履きこんですり減ったソールを替えてもらって、より快適にできれば。そして、あらたな一足も・・・買えたら嬉しいのですが。
2017/01/22
『GOOD WORKS 一生以上の仕事』
個人商店を引き継いだ、“跡継ぎ”の方々への聞き書き集『GOOD WORKS 一生以上の仕事』が入荷しました。
登場するのは味噌メーカー、町のパン屋、和ろうそく、縫い糸などの製造会社、昆布屋、瓦葺き職人、農家、染色工場、油問屋の跡継ぎたち。そのほとんどが、4・5代目ってことに驚かされます(最長はなんと8代目!)。そして多くの方々がボクと同世代、30代から40代前半。社会の大変化を目の当たりにしているからか、「このままじゃいけない」と考えながら「これまで通り」の当然事とのバランスを気にかける人が多いのかもしれません。
販売価格は1782円(税込)。megurogawa good labelからの発行です。
***
『GOOD WORKS 一生以上の仕事』
家業を継いだ人たちに会いに行き、この本ができました。それぞれ違った土地で違った仕事をしている、30代前半〜40代前半の跡継ぎたちの話。きっと、仕事に対する彼らの考えや想いは、大企業やベンチャー企業で働く人たちとは違う。継ぐ家業のある人だけでなく、仕事をしている人や、これから仕事をしていく学生にも読んでもらいたい一冊です。
■CONTENTS
五味醤油(山梨) 六代目
「まっとうに、普通に」
つるやパン(滋賀) 三代目
「あなたの思い出のパンでありたい」
大與(滋賀) 四代目
「灯のある豊かな日々」
横田(大阪) 五代目
「新しいことをしながら」
こんぶ土居(大阪) 四代目
「ちゃんとした良いものをつくりたいだけ」
一ノ瀬瓦工業(山梨) 五代目
「瓦の魅力を伝えたい」
清六ファーム(山形) 八代目
「美味しいのは、あたりまえ」
丸枡染色(東京) 四代目
「工場を続けていく価値」
山本佐太郎商店(岐阜) 四代目
「30年後のおやつづくり」
[コラム]藤原印刷 三代目(弟)
2017/01/21
『STUDY』#3
“インディペンデント・ファッション・マガジン”を標榜する雑誌『STUDY』が入荷しました。
巷にあふれるカタログのような洋服雑誌とは一線を画す、力強い内容です。ファッションを文化としてとらえれば、当然、音楽や写真、映画や書物なんかの記事も並列するわけで、その一見バラバラの色合いが好ましい。ただ洋服が好きってだけじゃなく、着る人、着られる衣服、作る人、売る人、それぞれの背景にある哲学や生活なんかも取り込んでいることに感心しました。
掲載されているミュージシャンやデザイナー、フォトグラファーのほとんどがボクにとっては初見の方々ばかり。こんな人がいたのか! そんな音楽が流行ってるのか! と驚きながら、時代に遅れはじめている自分を見つけて、少し悔しさを覚えたり。
販売価格は2700円(税込)! この刺激的な雑誌を、是非お手元に。
***
今、雑誌のようなメディアがやるべきことは、レコメンドではなく、様々な価値観や視点を民衆に提示することです。僕はこの雑誌の編集長ですが、「これが良くてこれが悪い」という最終的なジャッジを下す役割は担っていません。ものごとのスタート地点だけは設定しますが、それがどこまで飛んで、どこに落ちていくか、については干渉したくない。こう言うと無責任に聞こえるだろうし、実際に僕は編集者失格なのかもしれませんが、僕は読者を信頼するところからしか何も生まれないと強く感じています。自分の直感なんて犬にでも食われてしまえばいい。だって、人間はそんなに確固たる生き物ではないし、生きるとは変わることだから。
http://liftbystudy.com/study3release/
2017/01/20
タコマフジ・レコード、2017年。
ざわざわと聞こえてきています、「今年はタコマフジの受注会やらないのかなあ」って声が。
結論から言うと、今年は受注会は開催しません。でも、ちらりと来季のコレクションをお見せすることは出来ます(現物ではありません)。店に足を運んで頂いた上で「あの、タコマフジのTシャツが気になるのですが・・・」とお声掛けください。毎年楽しみにしてくださっている方々には特に、つよくおすすめしたいラインナップが揃っていますので。
ご覧頂けるのは、明日21日・22日・24日の3日間です! もちろん、先行受注も受け付けますのでこの貴重な機会をお見逃しなく!
2017/01/19
『就職しないで生きるには』
“水彩画をつくるための時間。愛しあう時間。わたしが、いや仲間の多くが金をほしがるのもすべて「自由な時間」を買うためなのだ。自由の時間はえらく高価だ。”(*1)
“人びとは、かつては奴隷たちが主人から買っていたように、自由を買おうと努力している。ところが値がはりすぎる。べらぼうに高い。それで人びとはその金のために結局は生涯をつかいはたす。それでも自由は手に入らないままおわる。”(*2)
久々にレイモンド・マンゴーの『就職しないで生きるには』を通読した。
よく知られた本だけれど、ここには「就職しないで生きる」ための方法は書かれていない。自らの意に添わない労働とは距離を置き、丸腰で社会で相対する80年代初頭の自営業者たちをマンゴーが訪ね歩き、意見を交わした上でまとめられたルポルタージュだ。そう意識して読んでみると、登場するアメリカの独立人たちの多くが、よく笑い、怒り、悲しむエネルギッシュな人物だったと回顧されていて、納得した。
効率よく金は稼げてはいないけれど、自分の時間は好きなようにつかう。手持ちの金は少なくとも、時間を好きにつかう自由は手にする。その理想に近づこうとする人たちが、元気でなけりゃ、どうするのか。結局のところ、時間がなけりゃ、金をつかう余裕も持てないのだ。
“この本の中でレイモンド・マンゴーも、そのことに気づいている。彼は、六〇年代から七〇年代への新しい文化の進行を経験してきた人たちが追求してきたのは、体制からのドロップアウトのつぎに、それなら、どうやって生きのびるか、「生計をたてつつ、同時に自由で、たのしめるしごと—マンゴーのことばでいえば〈根源的利益〉—をどうやってつくりだし、どうやって守りぬくか」という問題だった。その実体をみ、それについて考えることが、この本のねらいだ。”(*3)
繰り返しになるけれど、本書は「自力で生きぬくテキスト」ではない。でも、就職しないで生きるには、「どうしたらいいか」と考えるきっかけをくれる良書だと思う。2017年に生きる人がその後に手にとるべきなのは、定番の松浦弥太郎『最低で最高の本屋』だろうか。はたまた、現在進行形の時代に合わせた応用編『Spectator』2013年の“小商い”特集号、実践編としては木村衣有子『はじまりのコップ 左藤吹きガラス工房奮闘記』、野田晶房『渋谷のすみっこでベジ食堂』あたりがいいんじゃないか。
長いこと考えつづけている「金と時間の関係性」についてまとめようと書き出したのだけれど、全く触れることができず・・・。
“この本の中でレイモンド・マンゴーも、そのことに気づいている。彼は、六〇年代から七〇年代への新しい文化の進行を経験してきた人たちが追求してきたのは、体制からのドロップアウトのつぎに、それなら、どうやって生きのびるか、「生計をたてつつ、同時に自由で、たのしめるしごと—マンゴーのことばでいえば〈根源的利益〉—をどうやってつくりだし、どうやって守りぬくか」という問題だった。その実体をみ、それについて考えることが、この本のねらいだ。”(*3)
繰り返しになるけれど、本書は「自力で生きぬくテキスト」ではない。でも、就職しないで生きるには、「どうしたらいいか」と考えるきっかけをくれる良書だと思う。2017年に生きる人がその後に手にとるべきなのは、定番の松浦弥太郎『最低で最高の本屋』だろうか。はたまた、現在進行形の時代に合わせた応用編『Spectator』2013年の“小商い”特集号、実践編としては木村衣有子『はじまりのコップ 左藤吹きガラス工房奮闘記』、野田晶房『渋谷のすみっこでベジ食堂』あたりがいいんじゃないか。
長いこと考えつづけている「金と時間の関係性」についてまとめようと書き出したのだけれど、全く触れることができず・・・。
※2021年3月27日、写真を差し替え。テキストの一部を修正しています。
(*1)「小さな本屋さんをはじめた」より 『就職しないで生きるには』p60-61
(*2)「愛は一軒の家から・・・」より 同書p.206
(*3)「訳者(中山容)あとがき」より 同書p.212-213
(*1)「小さな本屋さんをはじめた」より 『就職しないで生きるには』p60-61
(*2)「愛は一軒の家から・・・」より 同書p.206
(*3)「訳者(中山容)あとがき」より 同書p.212-213
2017/01/18
最近の「本屋ブルッックリン」
先週いっぱい開催されていた「仕立て屋のサーカス」公演期間中の店番を担当してくれた、「本屋ブルッックリン」のここ最近。
店頭分、オンライン・ショップとたくさんの入荷があった時期に比べれば、静かな雰囲気ですが少しずつ本が入れ替わっています。あ! あの本がない、と思えばこんな本あったっけ・・・なんてこともあります。なので是非、注意深く棚を観察してください。掘り出し物が見つかることもありますので。毎年好評のオリジナル・グッズも暖かくなってくれば、きっとまたなにかをつくってくれるはず。ご期待ください。
2017/01/17
『KARATE』
“まず、五木田智央が描くこのジャケットに”ムムム”ですよね。
-山辺圭司 / Los Apson?
ENERGISH GOLFのEP『KARATE』が入荷しました。
内容と値段のバランスが絶妙で、素晴らしいパッケージングだった前作『HEALTHY LIFE』同様、アートワークを手がけたのは五木田智央(ジャケットはもちろん盤面のレーベルもお見逃しなく)。PV制作は仙台在住の福原悠介と、今作もまた良い塩梅の面々が参加しています。レコードの溝に刻まれたのは、なんと“ブラジルの巨匠”エグベルト・ジスモンチのカバーです。B面にはCHERRYBOY FUNCTIONのリミックスを収録。
ダウンロード・コードが付いて、販売価格は1404円(税込)!
最後に気がつきましたが、レーベル名が“Beer&Records”って最高じゃないか!
***
ENERGISH GOLF
『KARATE』
A1 KARATE
B1 KARATE (CHERRYBOY FUNCTION Remix)
BRB-01 ¥1300+tax
C&P 2017 Beer & Records
映画『PARKS パークス』(監督:瀬田なつき/音楽監修:トクマルシューゴ/ 主演:橋本愛)への楽曲提供、台湾からMeuko! Meuko!の招聘など、活動の幅を広げる東京のグルーブ集団、 ENERGISH GOLF。
次に挑むのは、”ブラジルの巨匠”エグベルト・ ジスモンチの名曲”KARATE”のカバー。 7インチのレコードでのリリースとなる。
B面にはCHERRYBOY FUNCTIONによるリミックス。 アートワークは前作に続き五木田智央で、 レーベル面も両面描き下ろし。録音&ミックスは馬場友美、 マスタリングは永田一直という鉄壁の布陣。
MVは仙台在住の異能・福原悠介が製作。 MP3ダウンロードコード付き。
Engineer: Tomomi Baba(TANGOK STUDIO)
Mastering: Kazunao Nagata (ExT Recordings)
Cover Artwork: Tomoo Gokita
Design: Yudai Yoshimura
Produce: Takahiro Hanazawa
2017/01/16
『GRAND ROYAL』#2
“20世紀最高のダブ・マスター=リー・ペリー大特集。昔、タイガーマスク(テレビ版だけだったこも)の挿話で、主人公が困った時にだけ訪れる、精神の拠り所とする達人みたいなジジィがいたが、ペリーもそんな感じか。20年前にはクラッシュも彼を詣でたのでした。年表、インタビュー(つうか金言集)、幻のブラック・アーク・スタジオ、ディスコグラフィなど、漏れなしの充実度。この号が出た翌96年”の1月にはビースティとともに来日公演を行った。
-安田謙一(『relax』2001年1月号 “GRAND ROYAL MAGAZINE READER'S DIGEST”より)
ビースティ・ボーイズが創設したレーベル「GRAND ROYAL」発刊の雑誌『GRAND ROYAL #2』 が入荷しました。
上記の通り、“The Magazine of Champions”と銘打った号で彼らが大きく取り上げたのは、ジャマイカのダブ・マスター、リー・ペリー。その他には、ティモシー・リアリー、ビズ・マーキー、テッド・ニュージェント、リッキー・パウエル、マニー・マーク、サーストン・ムーア、マッドハニー、ビル・クリントンてな名前が表紙に踊っています。一体どんな内容なのか? それは是非、その手と目と鼻をつかってご確認ください。あ、付録のソノシートも付いているので、耳もつかえますね。
2017/01/15
『J.D’s missing short stories』落合恵ポストカード(3枚組み)
“ジェローム・デイヴィッド・サリンジャーは、1965年に『大工よ、屋根の梁を高く上げよ、シーモアー序章ー』を発表して以来、コーニッシュの片田舎で隠遁生活を送り、以降その生涯においていかなる作品も世間に公表していません。2010年の没後、世の中と断絶してからも精力的に執筆活動を行っていたことが明らかになりましたが、それらの作品は本人の意向もあり、しばらくは読むことができないものばかりです。イラストレーターの落合恵さんにお願いし、J.D.サリンジャーの「失われた短編」を、遺されたタイトルからイメージし、描いてもらいました。それぞれどのようなタイトルなのかは、ポストカードを手にとってのお楽しみ。厚みある活版印刷が美しい仕上がりです。”-seikosha.stores.jp
京都の書店・誠光社特製、落合恵ポストカード(3枚組み)が入荷しました。
厚めの活版印刷で刻まれたイラストが3種類セットになっています。販売価格は972円(税込)です。
2017/01/14
『もう一度 倫敦巴里』
和田誠による奇書(貴書!)、『倫敦巴里』が『もう一度 倫敦巴里』として生まれ変わりました。
腰巻きに「戯作・贋作大全集」とあるように、これはもう、なんというか凄まじいブラック・ユーモア。ものすごい高度な悪ふざけ、とでも言いましょうか。とにかく強烈な本なんです・・・と、ボクには陳腐な表現しか浮かびませんので、店で直接お確かめ頂きたいです。復刊に際して『「もう一度 倫敦巴里によせて」』と題した小冊子を作成、封入というのも乙な仕事。書き手は清水ミチコ、堀部篤史、丸谷才一、谷川俊太郎という豪華な面々ですよ。
ほぼオリジナルのままの姿で、ナナロク社からの刊行です。販売価格は2376円(税込)。
***
和田誠、1977年初版の伝説的名著『倫敦巴里』が、未収録作を加え、『もう一度 倫敦巴里』としてついに復活!
川端康成の『雪国』を、もし植草甚一が、野坂昭如が、星新一が、長新太が、横溝正史が書いたとしたら。(『雪国』文体模写シリーズ)
和田 誠(わだ・まこと):1936年生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーター。1959年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社、1968年よりフリー。1965年雑誌「話の特集」にADとして参加。1968年から4年数カ月「週刊サンケイ」の表紙に似顔絵を描く(AD田中一光)。1977年より「週刊文春」の表紙(絵とデザイン)を担当し、現在に至る。出版した書籍は200冊を超える。1974年講談社出版文化賞(ブックデザイン部門)、1993年講談社エッセイ賞、1994年菊池寛賞、1997年毎日デザイン賞など受賞多数。
2017/01/13
2017/01/12
「仕立て屋のサーカス」東京公演と横浜公演
写真:三田村亮
7日間にわたる東京公演まっただ中の「仕立て屋のサーカス」。
昨日、今日の中休みを挟んで、いよいよ明日から3日間の新作発表です。明日の飲食出店は「eatrip」と「つくばねファーム」、「千年一日珈琲焙煎所」。その後は「つくば食堂 花」も合流するので(eatrip・千年一日と入れ替わり)、最後の2日間はつくばの店が並びます。前売り券は売り切れとのことですが、わずかなから当日券も出るようなので、どうしても観たい方は是非会場までお運びください。より詳しいことは、公式facebookかtwitterでご確認頂ければと思います。
この出店に伴い、つくばの店は明日、明後日と連休します。最終日15日(日)は13:00-20:00の休日シフトで営業する予定です。
そして、2月19日には一日限りの横浜公演も決定しました。もちろん、当店も出店します。飲食にはおなじみの「パラダイス・アレイ」と「つくばねファーム」が登場。きっと良い感じで、会場を暖めてくれるはず。すでにチケットの予約受付もはじまっているようなので、早めのチェックをおすすめします。
以下、横浜公演の詳細を転載します。
***
深く、鋭く、繊細に。
今回はTPAMフリンジ参加作品として一日限りの公演で
皆様のお越しをお待ちしております。
日程|
2017.2.19 (sun)
16:00 open / 17:00 start
at BankART Studio NYK 3F 3C Gallery(神奈川県横浜市中区海岸通3-9)
http://
入場料|
一般 前売 ¥3,500 / 当日 ¥3,800
学生 前売 ¥2,500 / 当日 ¥2,800
*18歳以下無料(要予約)。全席自由。
出演|
曽我大穂(CINEMA dub MONKS)
ガンジー(CINEMA dub MONKS)
スズキタカユキ(suzuki takayuki)
渡辺敬之
フード&ドリンク|
パラダイスアレイ
ショップ|
つくばねファーム
PEOPLE BOOK STORE
予約|
circo.sastre@gmail.com
*件名を「TPAM」とし、希望公演日・お名前・人数・
2017/01/10
『すめる』vol.01
“作品制作においてクリエイターは、世界をどのような視点で観察し、何を思考するのか、その制作における見方や考え方を、インタビューや作品の紹介を通して探ってゆく雑誌です。今回「痕跡/形跡」をテーマとして、そこから考えられる、時の経過や人の気配、思考と記録、時代の様相など、それぞれの捉えかたを8つの特集で取り上げています。”
-「はじめに」より
リトルプレス、と呼ぶには巨大な冊子『すめる』vol.01が入荷しました。
本誌にも登場している古道具屋「コレノナ」を営む、しまもとありさんのご紹介でうちの店にも届いた『すめる』はとにかくでかい(A3です)。こんなに大きくなくても良いのでは・・・と思うと同時に、いや、やはりこのサイズでなきゃと得心もする。ドローイングや写真が、こんなに映える場所をつくっただけでもすごいよな、と。そう、これは雑誌でもZINEでも同人誌でもなく、『すめる』という空間表現なんですよね。
販売価格は2160円(税込)。これからどうなっていくのか、楽しみです。
2017/01/07
『走走印印活字盒』
活版印刷を体験、実践できるキット『走走印印活字盒』が入荷しました。
東京の店舗で買える活字があれば、自分の名刺もつくれてしまうと聞いて飛びつきました。なにかと面倒、というかすすーっと簡単ではないのでしょうが、こういうものを買えたり売ったりできるのはなんだか面白いことですね。詳しいことは日本での輸入代理店「誠光社」による解説を転載します。動画もございますので、是非ご覧下さい。
販売価格は6264円(税込)。使いこなせてしまえば、決して高くないはずです。
***
「走走印印活字盒」
定価5800円+税 限定200セット
サイズ:19cm × 14.3cm × 5.7cm / 重量:720g / 制作:iLetterpress
日本国内販売:誠光社
活版印刷に用いられる伝統的な植字技術を簡易に体験、実践できる台湾製キット「走走印印活字盒」。箱型のキットに詰め込まれた「クワタ」と活字を組み合わせ、字間を調整し、ポストカードサイズの紙に印刷が可能。セットになった活字はアソートの5文字ですが、初号、二号、五号活字を買い足せばオリジナルの名刺なども作成できます。2016年度グッドデザイン賞も受賞。日本では当店が輸入代理をさせていただいております。
活字のご購入先に関しては以下各店をご参照くださいませ。 FIRST UNIVERSAL PRESS http://www.fupress.jp 佐々木活字 http://sasaki-katsuji.com
2017/01/06
「仕立て屋のサーカス」期間中の営業時間
写真:三田村亮
“では、こんな本質的に計画の立たない世界のなかにあって、私たちはどうやっていけばいいのか? ひとつ経験的に私の覚えたやり方は、まず、すこしやってみるということだ。歩きながら考えること。さらにいえば、歩くことこそ考えることであると思う。そしておかしいと思ったら、すぐにやめる。やり方を変えて、またやりなおす。やることも、やめることも、ともに恐れるべきではない。”
-芹沢高志(“私が覚えたいくつかのこと”『この惑星を遊動する』より)
明日からはじまる「仕立て屋のサーカス」一週間の新春公演。
PEOPLE BOOKSTOREは公演全日に出店します。それに伴い、つくばの店は変則営業になります。今週末の3連休、7(土)8(日)9(月)は13時から20時までの営業予定(若干の変動あり)。10日(火)と13日(金)は休み。来週末14(土)15(日)に関しては、後日また報告しますので、少しだけお待ちください。中休みの11日(水)12(木)は通常営業です。
Live at cox.
写真:三好祐介
CINEMA dub MONKS、トウヤマタケオ、阿部海太郎、アン・サリー。
こうして名前を並べてみると、不思議な心持ちなのですが、昨年11月までの1年間で「Live at cox!」に招いてきた方々です。あうんの呼吸で企画が進んで行く快感を伴って一気に突っ走った感のある前半3回。じっくり準備をして、念願のライブを実現したアン・サリーさんとの4回目。おかげさまで、どれも思い出深い催しになりました。それらライブ当日の模様を毎度写真に収めてくれたのが、三好祐介君。もともと、店のお客さんだった彼は今や盟友と言ってもいい存在です。
そんな三好君が「Live at cox!」で撮影してきた、いくつかの風景と肖像をcoxで展示しています。三連休の最終日、9日(月)までのみじかい会期ですので、ご興味をお持ちの方は是非お運びください。撮影現場で写真を見れるってのは、なかなか貴重な機会ですよ。
2017/01/05
『もう一度 倫敦巴里』-ご予約受付中!
その『もう一度 倫敦巴里』を当店でも販売できることになりました。とんでもない作品ですので、是非、その手で確かめて頂きたいです。
お値段は2376円(税込)。ご予約も受け付けています。
***
和田誠、1977年初版の伝説的名著『倫敦巴里』が、未収録作を加え、『もう一度 倫敦巴里』としてついに復活!
川端康成の『雪国』を、もし植草甚一が、野坂昭如が、星新一が、長新太が、横溝正史が書いたとしたら。(『雪国』文体模写シリーズ)
イソップの寓話「兎と亀」をテーマに、もし黒澤明が、山田洋次が、フェリーニが、ヒッチコックが、ゴダールが映画を作ったとしたら。(「兎と亀」シリーズ)
ダリ、ゴッホ、ピカソ、シャガール、のらくろ、ニャロメ、鉄人28号、星の王子さま、ねじ式、007、「雪国」……数々の名作が、とんでもないことに!? 谷川俊太郎、丸谷才一、清水ミチコ、堀部篤史(誠光社)の書き下ろしエッセイを収録した特製小冊子付。(※丸谷才一さんのエッセイのみ、再録となります)
イソップの寓話「兎と亀」をテーマに、もし黒澤明が、山田洋次が、フェリーニが、ヒッチコックが、ゴダールが映画を作ったとしたら。(「兎と亀」シリーズ)
ダリ、ゴッホ、ピカソ、シャガール、のらくろ、ニャロメ、鉄人28号、星の王子さま、ねじ式、007、「雪国」……数々の名作が、とんでもないことに!? 谷川俊太郎、丸谷才一、清水ミチコ、堀部篤史(誠光社)の書き下ろしエッセイを収録した特製小冊子付。(※丸谷才一さんのエッセイのみ、再録となります)
※本書は、1977年8月、話の特集より刊行された『倫敦巴里』に新たに「『雪国』海外篇」「雪国・70年2月号・72年11月号・73年12月号・75年2月号・77年2月号のつづき」を加え、再編集したものです。著者監修のもと、原画がカラーで描かれていた作品は、カラーで掲載しています。
2017/01/04
『思い出のロックンロール/すばらしいさよなら』
正月早々、お洒落な7インチ・シングルが入荷しました!
もはや当店のレギュラーと言ってもいい、吉祥寺発のジャマイカン・インストファンク・バンド「井の頭レンジャーズ」が今回コラボしたのは、なんと「かもめ児童合唱団」。坂本慎太郎の“あなたもロボットになれる”で聴き手の背筋をさりげなーく凍らせた、あの子どもたちです。公式案内の惹句を引けば、「スキンヘッド・レゲエ×児童合唱団という斬新な組み合わせによる極上のキッズ・レゲエが誕生」となるのですが、その仕上がりは・・・見事にメロウなロックステディ・ナンバーに。ツボを得た選曲、歌唱、隙のないアレンジ。これはもう、発明と言ってもいいような気もします。
DLコード付きで、販売価格は1620円(税込)。この創造的な試みに、是非あなたの一票を。
***
かもめ児童合唱団をゲストに迎えたコラボ・シリーズの第4弾!!
吉祥寺発の最高にルードなジャマイカン・インスト・ファンク・バンド、井の頭レンジャーズ。今回はJane Birkinのカヴァー「思い出のロックンロール」と、友部正人「すばらしいさよなら」をカバー。スキンヘッド・レゲエ×児童合唱団という斬新な組み合わせによる極上のキッズ・レゲエが誕生です。
2017/01/03
『喫茶ふしぎ探訪』第二号
“ふしぎで奥深い喫茶店の世界へいらっしゃいませ! 味をしめればたちまち虜になってしまう、個性が光る魅惑の喫茶店をイラストレーションとともに紹介する探訪記、第二号。お店紹介から散歩企画、インタビュー、マンガ、コラムなど。充実の内容をお届けします!”
待ってました! と、思わず腰の浮いた人もいるんじゃないでしょうか。
創刊号が大好評のうちに完売した 『喫茶ふしぎ探訪』第二号が入荷しました。見た目は相変わらずの吞気な佇まい。だけれど歩みに迷いはない、そんなスタンスがこの小冊子の魅力なのかなと思います。今号で彼女・彼らが取り上げたお店は「名曲喫茶・でんえん(国分寺)」、「純喫茶・アンデス(練馬)」、「名曲喫茶・ヴィオロン(阿佐ヶ谷)」、「和風喫茶・マコ(築地)」、「純喫茶・木の実(小岩)」の5店舗。加えて、“あの頃、喫茶店とわたし”でも、JUHA COFFEEのご夫妻がグッとくるお店の在り方を聞かせてくれます。
お値段はちょいとあがって、648円(税込)。良い塩梅ってこういうことだな。
2017/01/02
年末年始の3枚
大晦日に自転車で転倒、顔を強打し怪我をしました。
さすがに懲りまして、昨年末には浴びるように飲んでいたビールを今年はすこし控えめに。その代わりでは全くないのですが、某リユース店での音盤探りに例年以上の熱が入りすぐれた作品と数多く出会うことができました。写真のジョージ・ウォーリントン・クインテット、キャット・パワー、ファラオ・サンダースに加えてセロニアス・モンク、エドガー“ジョーンズ”ジョーンズ、マイルス・デイヴィス、銀杏BOYZ、アーネスト・ラングリン、トム・ウェイツ、ヴァシュティ・バニアン・・・なんかが傍らにいるここ数日。良い年になるといいなあ。
本年もよろしくお願い致します。