2016/09/16
川下直広カルテット
“思いきり野蛮に烈しく世界を抱きしめる。いまジャズ永久革命の高鳴る鼓動を聴け。
本作は"川下直広カルテット"から同時代に宛てたあらたなジャズ戦場への招待状だ。
吶喊の声と共に狼煙は上がった。いまここからものがたりがはじまる。”
-神谷一義(オフノート)
音の圧力がすごかった。狭い空間を満たす音の粒、その一粒一粒に熱がこもっていた。
昨年もFrogで、同じカルテットでの演奏を観ている「川下直広カルテット」のライブが今月末にあるそうです。ジャズの理論に関してはまったく理解していないボクですが、あのときのライブはすごかった。そう、はっきりと記憶しています。興奮したし、酒がすすんだ。思わず声を上げずにはいられなかった。『路上』の日々にいたサルとディーンも同じような興奮を味わったのかなと想像して、ひとり悦に入っていた。そういえば、あの人はみんなに酒を振る舞ってたな(正直に言えば、途中からは酩酊状態・・・)。なんて記憶が飛び散るほどによく呑み、しこたま酔った刺激的な夜だったんです。
会場はつくば市天久保の地下酒場Frog。9月30日金曜日の19時開場、20時開演。
料金は前売りで3000円、当日で3500円とのこと。お問い合わせはFrogまで(電話番号は029-851-5307)。
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■川下直広カルテット
川下直広 (テナー・サックス) 山口コーイチ(ピアノ) 岡村太 (ドラムス) 不破大輔 (コントラバス)
90年代に最強のパンクジャズトリオと謳われた川下直広、不破大輔、大沼志朗(ドラムス)による伝説のバンド「フェダイン」。フェダイン解散後にドラムスが岡村太に替わり、ロフトジャズを核とした川下直広トリオを結成。過剰なまでのビブラートと、あふれ出る歌心を吹きまくるテナーサックス川下直広と、圧巻のグルーブを刻む不破大輔のベースが織りなす音は骨太!そして近年よりピアノの山口コーイチを加えたカルテットとなりますます音楽の幅を広げている。
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