2016/02/06

『おいでよ、小豆島』


平野公子さんが本をつくった。すごいなあと、素直にそう思う。

公子さんにはじめて会ったのは、2012年9月のこと。せっかちな性分が導いてくれたスタジオイワト、小島武展でのことだった。その日のことをブログにも書いているけれど、ボクは小島武さんを北沢夏音氏による名著『Get back,SUB! あるリトルマガジンの魂』で知った小島素治さんと勘違いしたまま会場に足を向け、その場で取り違えに気がついた(赤くはならなかったと思うのだが、穴があったら入りたかった)。でも、そのおかげで小島武さんの厖大な量の仕事に直に触れることができたし、公子さんと出会うこともできたのだ。そう、併せて書いておくと、ボクはイワトが平野甲賀・公子ご夫妻が営む場所とも知らなかったので、缶ビールをご相伴にあずかりながら、お話をきいて驚いた。まさか、まさか目の前にいるご夫人が甲賀さんの奥さんであり太呂さんのお母さんだとは! CINEMA dub MONKSを好きだなんて! ああ、今思い出してもあの夜は本当に楽しかった(このことがきっかけになり、後に北沢夏音さんとも知り合えたのだった)。

だから自分の店に、公子さんのつくった本を並べることが出来て本当に嬉しいです。
当たり前ですが単なるガイド本ではありません。でも、この本を読めばきっと小豆島に行ってみたくなりますよ。
販売価格は1404円(税込)。お手頃な値段もいいなあと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿