Today's YouTube #143
ピート・ライトは語る。「クラッシュのライブから帰ってきた僕らはすごく興奮してた。無条件で、全部受け入れたんだよ。彼らのメッセージは、「自分で外に出て、始めろ」ってことだった。本当にパワフルなメッセージだったね。僕らはクラッシュに夢中になって、その熱気に動かされた(略)」。
ペニー・リンボーは、そのライブからまた違うものを受け取った。それは驚くべきことに、クラッシュからではなかった。「聴いて楽しめるパンク・バンドはほとんどいなかったんだ。僕はチェルムズフォードに、クラッシュとスリッツを観に行った。クラッシュはエキサイティングだったけれど、実際にやってることを観ると、それ以上に興味が持てなくて。(中略)僕にとってはスリッツのほうが刺激的だった。クラッシュは実際、才能のあるロックンロール・バンドだったから。でもスリッツはほんとにひどかった! 「彼女たちにできるんなら」って思ったんだ・・・・・・で、自分たちでやったわけだ」。
-『CRASS クラス』 ジョージ・バーガー(著)/萩原麻理(訳)
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