2014/03/22

『田んぼと煙突』が入荷しました。


※合わせて、タートルアイランドの音源、写真集&DVDも入荷しています!

“タートルアイランド謡方・永山愛樹のソロプロジェクトが待望の音源化!
音楽性方向性一切不定のボンクラバンド 人類皆ボンクラ!本物の偽物をミノガスナ!”


ボンクラ峠初の公式音源、『田んぼと煙突』が入荷しました。
民衆の労働歌、なんて言葉が思い浮かぶ、力強い声が吹き込まれた作品です。
土臭さなんてホコリっぽさではなく、もっとねっとりとした泥や汗にまみれた、強烈さ。
アッケラカンと笑いながらワンワン泣いているような生命力。まるで『はだしのゲン』みたいだなーと思うんです。
これぞ2014年、現代日本のフォーク・ソング。みんなのうた。

 町のいたるとこじゃ開発が進む 見慣れた町が瞬きする間に消えてゆく
 街の中心部じゃ何処かで見たような 薄いハリボテのような店が軒を連ねてる

 みんなどこかへ行ってしまった どこかどこか遠くへ行ってしまった
 峠を越えりゃまた 峠がやってきて あの丘を越えたらきっと海が
 でも海はない 俺の街には海がない この街には

 あるのは 田んぼと煙突 田舎道と車 田んぼと煙突 田舎道と新車

彼らの活動・生活拠点である愛知県豊田市での日々と風景を歌った表題曲、“田んぼと煙突”。
こんな歌が日本各地、あちこちの街で生まれたらいいなあと思います。やりきれない、どうにもならない。まったくもってラチがあかない。
それでも消えない心の火。コンチキショーメ! と反骨心を笑いと歌に変えて、生きていくのだ。
ボンクラ峠を聴いていると、そんな気概がはっきりしていくような気がします。

燃えて燃えて、心躍らせて生きていきましょう(Let's enjoy our poor ability!)。





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