2012/01/23

『Book The Knife』 -販売中!



「自分の足で歩いて、自分の目で選ぶ、というのがいちばん。
イヌも歩けば、棒にあたる。いたるところに埋もれている財宝をdig(掘り出し)しようじゃないか、
という目くばせ。」 -『Book The Knife』第0号より


『Book The Knife』第0号のご紹介。

'PEOPLE'S BOOKSTORE'、新入荷のお知らせです。
これはたぶん、どの雑誌よりも大きく、読みづらい冊子だと思います。
ズバッと広げればその大きさは新聞紙二枚分はあるんじゃないかと。
そして文字は上に下に右に左に、縦横無尽に広がります。

だから読むには、紙面をくるくる回すか。自分がぐるぐる回るか。
その二つに一つです。とにかく立ち読みには向きません。

有名無名は問わず、沢山の書き手の方々が綴る言葉とおはなし。
“本”が一つのテーマなのですが、話題も長さも文体も、軽さも重さも人それぞれ。
各々の好奇心が反応した事柄、人物のお話がアチコチから聞こえてきます。
どの声に耳を傾けるか、目を向けるかは気分次第。自由です。
読む順番もなにもかも、好きなように選べます。

そう、ボクらは自由なのです。
好きなように歩けます。走れます。そのはずです。
どんな話だってしていいし、きいていい。自分で選べばいい。
好きなものに精一杯、力を注いでいいのです。

はじめての街を歩くように。
知らない誰かと話すように。
新しい歌を聴くように。

いつだって新鮮でワクワクしていたい。
キラキラと眼を光らせて、面白いものを見つけたい。
ハナを効かせて耳を澄まして、興奮と熱狂を探し当てる。
そんな風に 生きていたい。とにかく日々を楽しみたい。

ああ、ボクはずっとずっとそんなことを思っているのです。
と改めて感じさせてくれました。それが男の滑走路(My standard!)
『Book The Knife』、ありがとう。

おすすめの一冊です。

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