2011/12/27
“2と0と1と1”リレー文、「映像作家mmfilmsのご紹介/文:ミネオ (MAMEBOOKS)」
12月27日(火)に開催する【2と0と1と1 ~ひとりとみんなの2011ドキュメンタリー展~】。
映像を出展する映像作家をひとりずつご紹介します。
第2回目は、MAMEBOOKSのミネオが、mmfilmsをご紹介。
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mmfilms と書いて エムエムフィルムズ。
この語来は聞いたことはない(あるかもしれないけど)、
たぶん、ミリフィルムズって呼んじゃう人は……いないかもしれない。
mmfilmsはナベオくんと、パートナーのアキちゃんによる映像プロダクション。
主に、フラットランドと呼ばれるBMXの映像を撮っています。
ナベオくんに出逢ったのは、今から3年半前。
ナベオくんが初めてのDVD『On The Low』を完成させた直後、
現在KULA KULA Diningを切り盛りしているオカイチくんの紹介で出逢いました。
それから、【ヨコハマ路地博】というイベントを一緒にやりました。
それからはいつも、新しい映像を完成させる度にメールを送って知らせてくれます。
そんな関係が、もう3年近く続いています。
口べたで、言葉にするのがあまり上手じゃなくて、
ふわふわとして、掴みどころがない。
ビールをよく飲んで、顔を赤くして気持ち良さそうに酔っぱらう。
ナベオくんの自宅にはいわゆる面白系/ギャグ・バカ系のDVDが結構あって、
実はとてもユーモアが好きな人なんだなってことを、
いつかの飲み会の時に発見した。
いつもはだいたい、ナベオくんが映像を撮って、
ナベオくんが編集してる。
アキちゃんは時々カメラを補佐して、
映像を見ながらすこーし意見をしたりして、
ナベオくんにむっとされているらしい。
どっしりしてるアキちゃんと、ふわふわとしているナベオくん。
とっても良いバランスのように思っています。
BMXの映像から撮影→編集ということに目覚めたナベオくんは、
オカイチくんのイベント【SPEAKERS VIBES FESTIVAL】あたりから、音楽のライブも撮るようになってきました。
本人はまだまだ納得がいくものがあまり作れていないようだけど、
そのセンスにはいつも感心させられます。
前にも書いたことがありますが、
ひょうひょうとしたナベオくんのどこに、
こんなかっこいい映像を作るセンスや決断力があるのだろうと、
いつも不思議に思っています。
野田昌志さんはギミックなしに、被写体そのものをストレートに魅せる映像を作ると思います。
ナベオくんは、どちらかというと編集のセンスと、独特のテンポ(間)と、少しのユーモアで映像を作っていると思っています。
2011年、mmfilmsは新しいDVD『Mostly True』を完成させ、発表しました。
映像撮影だけでなく、BMXパフォーマンス集団として、
六角商店街、ベイホールでの横浜GrassRoots 15周年、
そしてHERBESTA FESTIVAL '11へ参加するなど、
そのフィールドを広げてきました。
ぼくが紹介したい映像は、この3つ。
この順番に観て欲しいです。
特に、一番下の「Ride Easy」という映像には、ぐっときました。
トライ&エラー。
BMXも、ナベオくんの編集も、ぼくらの人生も、トライ&エラー。
くりかえし、くりかえす。だからこそ、上を目指し、努力する。
自分に負けぬよう。
mmfilmsが切り取った2011年。
BMXと音楽ライブが中心になるのかな。
とても楽しみにしています。
文・ミネオ (MAMEBOOKS)
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