2010/03/30

ピエール・バルーの言葉















ピエール・バルー。
生涯旅人。出会いの達人だ。
あちこちに"花粉"を蒔くこと、見返りを求めすぎないこと。
そんな騎士道精神が清々しい。

いま、この人の言葉が必要なんじゃないか。
このインタビュー読んでみてください。

耳を傾けよう。

・・・

―僕にはもうひとつ、あなたの言葉で好きなものがあります。
それは「告発するのは嫌いだ。本当の反体制は肯定の中にしか開花しない」という言葉です。

ピエール:提言することが大切だと思うからだよ。世間には批判ばかりを口にする人がいるけれど、
そこに何らかの提言、ポジティヴな提言がなければ不毛だ。一方、何でも商品化する風潮は、そんな提言を損なう
ものだと私は思う。革命もエコも、政治家や企業化の手にかかると全部ただの商品になってしまう。
私はそういうことはしたくない。嫌いなんだ。


『ULYSSES』、第二号より。
この雑誌も面白いですね。

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