2014/10/31

レセプション・パーティー



明日はレセプション・パーティーです!
開催中の「『WHO』を読んでみる。」にご参加の作家さんたちが揃います。
主な会場は隣の千年一日珈琲焙煎所になるのかな。お酒も振る舞ってくれるそうなので、お気軽にお運びください。
主宰は『WHO』の編集長、杉原さん。きっと面白い話を聞かせてくれますよ。

***

「WHO読んでみる」
毎号一人の現代美術作家を特集するアートブック「WHO」が、
展示という形で、3名の作家の作品をテキストとともに紹介します。
ゆっくりコーヒーを飲みながら、ふらふら立ち読みしながら、
不安定で不確実で曖昧で、変容していく可能性とアイデアに満ちた世界を、
ちょっとのぞいてみるのはどうでしょうか?  
◎10月20日(月)~11月8日(土)
・レセプション パーティー:11月1日(土)19:00~21:00 
   ※当日17時より作家が在廊しています。
◎参加作家
・海老原靖 http://ebiharayasushi.com
・大垣美穂子 http://www.mihoko-ogaki.com
・佐藤雅晴 http://masaharu-sato.tumblr.com
◎二カ所での展示となります。
隣同士の店舗ですが、それぞれ営業時間が異なりますので、
ご来場の際はご注意ください。
・千年一日珈琲焙煎所(海老原靖・大垣美穂子)
つくば市天久保3-21-3 星谷ビル1F
営業時間 11:00-19:00(日 -18:00)
定休日 火・水
http://1001coffee.jugem.jp
・PEOPLE BOOKSTORE(佐藤雅晴)
つくば市天久保3-21-3 星谷ビル1F
営業時間 15:00-22:00(日11:00-18:00)
定休日 月
http://people-maga-zine.blogspot.jp
◎アクセス
つくばエキスプレス「つくば」駅よりバスとなります。
A3出口を上がり、6番バス乗場より、関鉄バス「筑波大学循環(左回り)」に乗車。
およそ10分後「合宿所」にて下車。バス停より徒歩約3分。
※平日は20分間隔、休日は40分間隔で運行。

2014/10/25

GORF meets ECHOES -終了しました!


ちょうど一週間後。これは絶対に見逃せません。
この夜ばかりはボクらもパーティー・ピープル。みんなで遊びにいきましょう。
たぶん、こういう感じなんだろうなーというsoundcloudを貼っておきます(違ったらご指摘ください。でも、どれも面白い)。





2014/10/24

『つるとはな』が入荷しました。-再・再入荷しました!

表紙はホルトハウス房子ご夫妻です。

この記事すごく面白かったです。アイルランドでパブを営む老姉妹の話。

創刊したての雑誌『つるとはな』が入荷しました。
不思議なタイトルとか色々気になると思いますが、まずは読んでみてください。きっと、年をとることの奥深さを感じられます。
先輩の話に耳かたむける、というのはPEOPLEのテーマでもあるので、ボクは勝手に共鳴しています。もっともっと自由に生きようぜ、若者たち。と。
そして、自分の親世代にも読んでほしいなあと思いました。ねえ、まだまだ人生は続くらしいよ、楽しもうじゃん! てな感じで。

以下に『つるとはな』編集部からのごあいさつを転載します。

***

ごあいさつ

生まれるときはひとり。
赤ん坊時代は、ほとんど記憶にありません。
気がつけばそこに親がいました。
学校や会社でともだちや同僚ができ、
わたしたちはそのなかで、生きてきました。
学校や会社は、わたしたちの一生の場所ではありません。
最後の旅立ちは、うまれたときと同じ、ひとりです。
学校や会社とはべつの、年上のひとの話を聞きたい。
自分のいまを見直したり、これからを考えたい。
話を聞きたい年上のひとは、ひとりでいることをおそれず、
こころのうちに尊敬する誰かがいて、
語るべきことを少なからずもっている。
いよいよ、と覚悟するのはまだはやい気がする。
でも、桜の季節はあと何回だろうと考えることはある。
「これからが、じつは長いんだよ」
年上のひとが、ちょっと笑ってそう言います。
年上の先輩の話を聞く小さな場所。
それが「つるとはな」です。


2014/10/21

PEOPLEの本棚・8



◯本日の新入荷棚。こうして見ると、もっともっと良い本を仕入れたい、と思う。
◯山本善行さんの『定本 古本泣き笑い日記』を読む。これはすごい。読んでも読んでも終わらない。そう、ボクの古書探訪ははじまったばかりだ。
◯山本さんが営む古書店、善行堂にも一度だけ足を運んだことがある。やさしいご対応が嬉しかったなあと思い出す。たしかジャズが流れていた。
◯ひたちなかの「ちどり」さん併設のギャラリー・マドベで29日からはじまる『柵瀬茉莉子・松本良太 二人展』に合わせて本を並べます。
◯柵瀬さんと松本さんの作品展示のなかに、「仁平古家具店」さんの古家具と合わせて並べて頂けるとのこと。光栄です。
◯ただいま「『WHO』を読んでみる。」を開催中。11月8日まで。

2014/10/19

『WHO』を読んでみる!


アートブック『WHO』の企画がはじまります!
会期は10/20-11/8の約2週間。お隣「千年一日珈琲焙煎所」と「PEOPLE BOOKSTORE」での共同開催です。
 PEOPLEはこの企画で未知のエリアに踏み込みます。ハラハラしますが、せっかくなので『WHO』の世界をボクらも楽しんでみようと思っています。
果たして、一体どんな空間ができるのか・・・ボクにはまだ分かりません。気になる方は是非、遊びにきてください。

以下、『WHO』のブログから転載します。

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「WHO読んでみる」
毎号一人の現代美術作家を特集するアートブック「WHO」が、
展示という形で、3名の作家の作品をテキストとともに紹介します。
ゆっくりコーヒーを飲みながら、ふらふら立ち読みしながら、
不安定で不確実で曖昧で、変容していく可能性とアイデアに満ちた世界を、
ちょっとのぞいてみるのはどうでしょうか?  
◎10月20日(月)~11月8日(土)
・レセプション パーティー:11月1日(土)19:00~21:00 
   ※当日17時より作家が在廊しています。
◎参加作家
・海老原靖 http://ebiharayasushi.com
・大垣美穂子 http://www.mihoko-ogaki.com
・佐藤雅晴 http://masaharu-sato.tumblr.com
◎二カ所での展示となります。
隣同士の店舗ですが、それぞれ営業時間が異なりますので、
ご来場の際はご注意ください。
・千年一日珈琲焙煎所(海老原靖・大垣美穂子)
つくば市天久保3-21-3 星谷ビル1F
営業時間 11:00-19:00(日 -18:00)
定休日 火・水
http://1001coffee.jugem.jp
・PEOPLE BOOKSTORE(佐藤雅晴)
つくば市天久保3-21-3 星谷ビル1F
営業時間 15:00-22:00(日11:00-18:00)
定休日 月
http://people-maga-zine.blogspot.jp
◎アクセス
つくばエキスプレス「つくば」駅よりバスとなります。
A3出口を上がり、6番バス乗場より、関鉄バス「筑波大学循環(左回り)」に乗車。
およそ10分後「合宿所」にて下車。バス停より徒歩約3分。
※平日は20分間隔、休日は40分間隔で運行。

2014/10/18

『なん、クリ』と『なnD』



『なんとなく、クリティック』の1号と2号、『なnD』の2号が入荷しています。
読みやすく、持ちやすいサイズとちょい硬めのテキストとのバランスが絶妙な、おすすめのリトル・プレス兄弟です。
販売価格は『なん、クリ』が1000円、『なnD』が700円。良い塩梅ですね。

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なんとなく、クリティック1
■はじめに/“サブカル”の終わりと“批評”の始まり
■山本精一特集
山本精一ロングインタビュー/山本精一の世界(44p)
山本精一×小山田圭吾(コーネリアス)/未知なる音楽への誘い(18p)
※山本精一&小山田圭吾が選んだ“未知なる音楽”のリストを掲載!
佐々木敦/山本精一論「山本精一、ひとりの大音楽家」(8p)
■浅野いにお『おやすみプンプン』クロスレビュー/
おやすみプンプン、どうでしょう?(24p)
執筆:橋本倫史、さやわか、磯部涼、
吉田アミ、ばるぼら、吉田大助
■泉信行/漫画日誌(11p)
■瀬田なつき×染谷将太/映画放談(30p)
■粉川哲夫/映画日記(13p)
■鶴見済インタビュー/資本主義ではない何処かへ(21p)
■なんのこっちゃい西山。/ライブ日記(17p)
デザイン:戸塚泰雄(nu)


「なんとなく、クリティック2」

■シンガーソングライターの時代
前野健太インタビュー/前野健太と2013(46p)
※取材・文=橋本倫史
榎本俊二×西島大介/東京から遠く離れて(36p)
※榎本氏、西島氏による1P描き下ろしマンガ掲載!
■映画日記2013年1〜3月
粉川哲夫(1月9p)
くれい響(2月8p)
北小路隆志(3月7p)
赤田祐一×森山裕之/「クイック・ジャパン」から考える(28p)
※聞き手=磯部涼
なんのこっちゃい西山。×九龍ジョー/いま聴きたい“うた”(22p)
■映画日記2013年4〜6月
森直人(4月15p)
相田冬二(5月7p)
高橋諭治(6月8p)
デザイン:戸塚泰雄(nu)
写真(表紙など):安岡花野子

http://nancri.phpapps.jp/


「なnD 2」
近代ナリコ「二月の庭」
田中康夫インタビュー「“33年後”その理由」
粉川哲夫×渡部幻映画に没入せよ!~粉川流メディア思考法~
毛利悠子インタビュー「優雅な野蛮」
・菱沼達也「善悪の彼岸」
柴崎友香×三宅唱寝ても覚めてもPlayback
・藤井裕二「母の名」
迫川尚子「新宿1996/2014」
橋本優歩「最後のライターたち」
近藤恵介「12ヶ月|聖家族|オースター」
・石島裕之「簡易スープ」
小林英治「インスタ日記2」
・小林和人(Roundabout,OUTBOUND)×三品輝起(FALL
・藤井裕二「弱さは力」
土居伸彰ひらのりょうに新作『パラダイス』の話を聞きにいく」
森田真規「『なんとなく、クリティック 2』もう1つの編集後記」


2014/10/17

PEOPLEの本棚・7


◯これを書いているのは、10月18日の土曜日。7時41分。
◯今週は仕入れを増やしています。それに伴って棚も入れ替え、移して、新鮮な並びになっています。ぜひ本にさわってほしいです。
◯今朝もあたらしい本を棚に差しました。お時間があれば、この週末にお出かけください。
◯ひきつづき本の買い取りも大喜びで受け付けます。お気軽にお問い合わせください。
◯週明けから「『WHO』読んでみる。」がはじまります。

2014/10/15

フライヤーが届きました。


うつくしきひかりと惣田紗希による「木漏れ日のうたが本屋をまわる」のフライヤーが届きました。
惣田紗希さんによるさわやかなお仕事。ここに画像は載せていませんが、裏面に描いてくれた店の絵を見ていると嬉しくなります。
11月15日に開催するPEOPLE BOOKSTOREでのライブは残席わずかですので、ご予約はお早めに。参加ご希望の方はPEOPLE植田までお問い合わせください(↓下記のアドレスにお願いします)。引き続き7インチ+ブック『木漏れ日のうた』も販売中。この季節にゆっくり味わって頂きたい作品です。是非。

「秋の夜をゆっくりと過ごすうつくしきじかん」。その通りの時間になると思います

***




■会場:PEOPLE BOOKSTORE(茨城県つくば市)
■日時:11月15日(土)〜24日(月・祝) 店内展示
    11月15日(土) うつくしきひかりライブ
17:00 open / 18:00 start
2,500円(ドリンク提供なし)
※9月22日(月) 12:00〜 メール予約受付開始。件名を『木漏れ日のうたが本屋をまわる 予約』として、お名前、人数をご記入のうえ下記アドレスまでお送りください。
MAIL: mojomojo.people@gmail.com
PEOPLE BOOKSTORE(営業時間 平日,土曜 15:00-22:00/日曜 11:00-18:00 月曜日定休)
〒305-0005 茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-E
MAIL: mojomojo.people@gmail.com
URL: http://people-maga-zine.blogspot.jp/

2014/10/12

アンドレ・メマーリ


現代ブラジル最高峰のピアニストと目される、アンドレ・メマーリの2作品が入荷しています。
『Tokyo solo』『Ernest Nazareth Ouro Sobre Azul』。どちらも素晴らしい。ボクにはそれしか言えません。

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現代ブラジルが生んだ最高峰のピアニスト。アンドレ・メマーリのことを説明する必要に迫られたとき、まず最初にこの一言を口にしてきた。これは手っ取り早く興味を惹いてもらうためのフレーズにすぎないのだが、過去3回の日本ツアーによって、そして本国ブラジルや諸外国での活動によって、ここ数年でその評価はますます揺るぎないものとなってきた。けれど15作近く残されている彼のリーダーアルバムのなかでも、どういうわけかピアノ独奏のアルバムがなかったのである。いや、あるにはあるのだが、それは<親と子のためのインスト音楽>をコンセプトとしたシリーズの一貫をなす企画盤としてのリリースであった(『MPBaby Beatles』『MPBaby Clube da Esquina』)。彼のピアニズムにどっぷり向き合えるピアノ・ソロのアルバムが聴きたい。メマーリ作品を10年来聴きこんできた自分にとっても、それは悲願といえるものだった。

◆profile
1977年ブラジル、リオデジャネイロで生まれる。5歳より音楽を専門的に学び、10歳より独学でジャズ、即興音楽を学び作曲も始める。その頃からプロとしてピアノ、オルガンのコンサートに出演。15歳の頃には音楽院でオルガン、ピアノを教えるようになる。
95年サンパウロ州立大学に入学。同年、大学の音楽コンクールBrazilian Popular Music (MPB)部門で優勝。97年にはクラシック部門でも優勝。98年ブラジルで最も有名なMPBコンペティションで優勝、デビューCDを録音する。翌年、全26の楽器を演奏、多重録音によるソロアルバム『Canto』を制作、2002年にリリース。
05年7月ブラジル人歌手のジョイスと共に初来日。2011年Piano solo Japan Tour (名古屋、東京、岡山)来日。同年10月イタリア人クラリネット奏者ガブリエレ・ミラバッシとのDUOコンサートを東京で2日間行う。2013年、フェスティバル<THE PIANO ERA>に出演するため再来日。矢野顕子、ノラ・サルモリア(Argentina)とともにステージに立つ。福岡・神戸・名古屋・山形でもソロ・ピアノ公演を行う。
自身のレーベル/スタジオ<Estúdio Monteverdi>をメインにコンスタントに作品を発表、リーダー作は15枚近くを数える。マリア・ベターニアやイヴァン・リンスなどトップ・ミュージシャンとの共演も多く、セッション・ピアニストとしてもファーストコールの地位を確立。伊藤ゴロー、藤本一馬などの作品にもゲスト参加するなど日本の音楽家からの信奉も厚い。数多くの楽器を演奏するマルチ・ミュージシャンであり、プロデューサー、レコーディング/マスタリング・エンジニアとしての仕事も多く、世界でも稀に見るマルチな才能の持ち主である。


2014/10/10

『VU』



小さくてシンプルな詩集が現れた。やはり、これは出来事であった。若くまだ無名の詩人たちは、もう秋刀魚を焼きながら遥かな巴里を想うことは止めにしていた。家に帰れば着物姿の彼らも、銀座のカフェでエリック・サティを聴きながら暇をつぶしていたのである。そんな彼らのもとに、このスタイリッシュでシンプルな詩集はやってきた。レスプリ・ヌウボオの風の匂いをさせながら、である。-内堀弘(『ボン書店の幻』より)

『VU』(ヴュウ)はこんな風にボクの手元にやってきました。突然。何の前触れもなく。
創刊号の特集は「modern」。ここには確かに風が吹いています。時代を越えて、生きた声を聴かせてくれます。
そう、この雑誌はインタビュー・ブック。「名古屋をはじめ、東海エリアにおける様々な時代とそこに生きた人々の声を証言として記録する」ための紙束です。編者の美学が反映された人選とそれぞれの対話(あるいは独白)は、読み手に「いま、自分はどう生きるべきか?」 という問いを静かに鋭く突きつけます。油断をするとグサッと刺されそうな気配があります。

声高ではないし、分かりやすいわけでもない。
だけれど、ここには血が通っている。斬ったら真っ赤になるはずだ。生きた人間と同じだ。
そんな雑誌にボクは出会いたかったんだし、店にも置いておきたいんだ! と叫びたい衝動をぐっとおさえて並べています。
是非、あなたに見つけてほしいと思っています。

***


VU nr.001 modern
サイズ A5
本体 144ページ 図版75点(一部カラー)他テキスト
別冊  36ページ フルカラー図版多数
スリーブ付属
発行:2014年5月 部数:300 価格:2000yen(+税)
目次:
本体:
Surrealism and Japan and the world Text by 笠松リヨタ(ミュシカ
本が在る世界 湯浅哲也(コロンブックス
楽器、身体、テクノロジー Text by 鈴木悦久
創造の屋根が鳴る 森田太朗(KDハポン
グッとくる。ズシッとくる。 湯地信愛(レインルーツ
倫理として Text by 高倉一修
洋酒と喫茶 ルル(近代都市の痕跡#1)
別冊:
七ツ寺共同スタジオとその周辺 1967-

2014/10/09

『わたしの東京風景』



日々東京を徘徊、探索している。生まれた時からずっとこの街に住んでいるから大分長い間そうしてきた。
街を歩いて見ているのは、人、道、植物、建物、車、店などなど。いつも歩いている道も季節によって変わるし、新しい建物ができたり、今まであったものがなくなったり、この都会の変化は激しい。いずれにしても、何かおもしろいものはないかと常にこの街をパトロールしているのが、私の東京徘徊のスタイルのような気がする。

-鈴木伸子 (「風景を探して」より)

初めての場所や行ったことのある場所、いつも通る場所へひとりだったりだれかと行ったり描いたりしているうちに私の好きな風景がふえた。空気を感じながら描くのが楽しくなった。日記に「外に出ればいくらでも絵が描けるような気がしてきた。」とあった。かなり気が大きくなっていたのだろう。迷ったり落ち込んだり、たまには羽目をはずして続けていきたい。
-福田紀子(「東京風景に出会う」より)

鎌倉の出版社、港の人が発刊する「四月と十月文庫」の最新刊『わたしの東京風景』が入荷しています。
福田紀子さんによる挿画に惹かれて手に取って、鈴木伸子さんによる前書き「風景を探して」を読んで勝負あり。ボクはそこから一息に読んでしまいました。読むのが嬉しい独特の大きさと手ざわり、シュッとしたたたずまいも格好良い。持ち歩いて嬉しくなるのが「四月と十月文庫」の良いところ。
いろいろが本当にちょうど良いサイズ。ぜひあちこちに連れ出してあげてください。

あわせて堀内孝さんの『マダガスカルへ写真を撮りに行く』も入荷しました!

2014/10/08

『TO magazine』が入荷しました。


“ハイパーローカルな東京23区カルチャーガイド”を標榜する『TO magazine』の最新号が入荷しました。
今号で特集するのは品川区。ボクがかつて通った大学は品川駅から徒歩十数分、とは言えたしかあそこは港区なので、品川区はボクにはほとんど縁がなかったエリアです。そんな個人の事情は置いておくにしても、遊びにいくわけでもなく、仕事にいく用もない、とあるローカルを徹底的に調べ上げると一体どうなるのか・・・という試みの結果がこの一冊に凝縮されているわけです。なにしろ編集長の川田氏は毎号取りあげる区に実際に住み着き、生活もするとのことなので、そのこだわりは半端ではありません。

はたしてその結果はというと、これがすこぶる面白い!
表紙にも登場している広末涼子さんのインタビューからはじまって、江戸時代から幕末、水族館やら競馬場と時代も文化も縦横自在に横断するこの取材力には頭が下がります。とにかく雑多で濃密。そもそも町にはたくさんの人がいて、いろんなことを考えて暮らしているはず。真摯にそのエリアに向き合って、取材をしたならこれくらいの多様性はとうぜんあらわれるべきなのでしょう。その中でも特にボクの目を引いたのが、雑誌内雑誌のような仕様の「コラム特集:しながわ やたら◯◯なコラム」と「宇宙・品川・五反田」の二つの記事。前者では地元密着型の老舗スーパーや強豪シニア野球団(これが最高!)を取り上げ、後者では五反田由来のUFO研究家・荒井欣一氏を紹介するという離れ業で読み手をまったく飽きさせません。ぐいぐい引き込みます。

これ以外にも取りあげるべき記事はあるんでしょうが、いまはまだ未踏の地ばかり。まずは自分が読んで、楽しむことにします。
PEOPLE BOOKSTOREのあらたなおすすめ『TO magazine』をどうぞよろしくお願い致します。読み応えは確かです。

□関連記事:DOTPLACE
「TO × Spectator:これからの雑誌の作り方」
「ゆとり世代の編集者:川田洋平ロングインタビュー」

2014/10/07

TACOMA FUJI RECORDSの新作パーカも入荷しています。


photo:Kazuharu Igarashi/Lodge ALASKA

昨日、ブログで紹介したトート・バッグにつづいてTACOMA FUJI RECORDSの新作パーカの入荷もお知らせします。
極めてシンプルなタコマフジパーカが2種入ってきています。見た目は懐かしいリバースウィーブ、着ているとそれよりも幾分しまった印象。これもトートと同じように着倒して、ざぶんと洗って干して着る。そうやってつき合っていくのが良いのかなあと思っています。重ね着しだいで冬まで活躍してくれそうなので、ボクは着まくるつもりです。

現状の在庫はARABIC TACOMAとTACOMA(OB Ver.)の二つだけ。
ですが、もっと増やしたいなあと思ってもいます。あのデザインが欲しいんだ! なんて思いを秘めた方、お気軽にお声かけください。
販売価格はどれも15012円(税込)です。更なる詳細はオフィシャル・ページでご確認あれ。

2014/10/06

TACOMA FUJI RECORDSの新作トートが入荷しています。





photo:Kazuharu Igarashi/Lodge ALASKA

TACOMA FUJI RECORDSの新作トートバッグが入荷しています。
上から、ARABIC TACOMA、BATATA、Beer Fitness、FLYIN' TERRY、Surprise Greetingという並びです。すべて五木田智央氏によるアートワーク。
値段はどれも5616円。各デザイン一つずつの入荷なので、早いもの勝ちです。これはきっとガツガツ使い込んでこそ、格好良さが増してくるんでしょう(仕入れにも、日常使いにも耐え得るつよさとおかしさ!)。本屋としては、いつかこんなトートをつくってみたいなあ・・・と思わせてくれる仕上がりです。あと、肩掛けができるというのもこのバックのよいところですね。

各デザインの詳細はTACOMA FUJI RECORDSのオフィシャル・ページをご覧ください。

2014/10/05

PEOPLEの本棚・番外編2

「朝日のようにさわやかに!」と、早朝に撮ってもらった写真です。

『ぶっく・れびゅう』と『サブ』がずらりと並びました。

小島素治氏がライナーを書いている『アーリー・ビートルズ』。貴重な盤です。

小島氏のラスト・ワーク『GALLOP』誌も2冊揃いで。

もちろん『DRESSAGE』もすべて揃いました。

なかなか見れない『サブ』関連本、小島氏の広告仕事も確認できました。

◯「『Get back,SUB!』展 朝日のようにさわやかに」は終了しました。
◯打ち合わせ、準備、イベントと何度もつくばまで足を運んでくれた北沢夏音さんに感謝します! もはや北沢さんは星谷ビルの住人です。
◯ぞくぞくと増えていく『SUB』や小島素治氏の関連本が届く度にドキドキしていました。「まだ届くのか!」という興奮の日々。
◯とは言え、どんな本よりも北沢夏音という人、それこそがボクにとっての発見だったような気がしています。
◯そして、会期中に遊びに来てくれたみなさま。本当にありがとうございました。会えて、話せてうれしかったです。楽しんで頂けたでしょうか。
◯PEOPLE BOOKSTOREでは、引き続き『Get back,SUB! あるリトル・マガジンの魂』を販売します。読書会も実現させたいですね。
◯写真を撮ってくれたのは細田百合子さん。細田さんは「Gallery Y」を営むご近所さんです。

2014/10/01

たけしこうじ


11月3日、文化の日には「秋のパン教室」と「たけしこうじ」のライブを開催します。会場はPEOPLE BOOKSTORE。
リトルテンポのバンマス、土生“TICO”剛さんを軸に据えて催す二つの企画。どちらもこの場にいてよかった! と思える時間になるはずです。
もし良かったら、お友達と一緒に遊びにきてください。もちろんお一人でも構いません。どうぞどうぞお気軽に。

夜の部「たけしこうじ」の演奏は19時半から。入場料は1500円。
ご予約無しでも料金は変わりませんが、行きますよ! と一声かけてもらえると嬉しいです。

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たけしこうじ (土生"TICO"剛+二羽高次)
波止場、田んぼ、盛り場、はたまた鎮守の森にまで!?
現在地、推定不能の巡礼活動。究極の唄ものを探求する、Little Tempoのバンマス土生"TICO"剛(ときたけし)とBREATH MARK=二羽高次(ふたばこうじ)の異色デュオ「たけしこうじ」。日本発、最高峰のレゲエ・インスト・バンド"LITTLE TEMPO"のバンマス、土生"TICO"剛と、ワン&オンリーな声と歌唱を持つシンガーソングライター"BREATH MARK"=二羽高次の夢のコラボレーション!ルーティーンバンドのコンテンポラリー性とは一線を画す、そのディープな歌世界を引っさげ全国絶賛ドサまわり巡礼中!
愛に溢れる繊細な音色のスティール・パン!魂を鷲掴みにされる、圧倒的な唄声!フォークより無骨で、島唄のような懐かしさがタイムレスな感覚を誘う。日本人の心(ゲノム)を思い出させる、魂の唄の数々 (感動、泣けマス)。